「十六羅漢図」に見入る来場者=県立美術館【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】
石川県立美術館の企画展「よみがえった文化財」(北國新聞社特別協力)は4日、同館で始まり、加賀藩が修復に関わった国宝など39点が並び、藩政期から受け継がれる文化財の修復や保存の文化を伝えた。
国宝「土佐日記」は5代藩主前田綱紀が修復方法を指示した文書を添え、輪島市門前町の曹洞宗大本山總持寺祖院が所蔵する県指定文化財「十六羅漢図」は同館初の修復事業として紹介した。展示品の無事を確認して実施し、担当者は「修復した文化財を見て復興への心の糧になってほしい」と話した。2月12日まで。
【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】