サイト内
ウェブ

日本画から竜を探そう 敦賀市立博物館で新春美術展

  • 2024年1月5日
  • 北陸新幹線で行こう! 北陸・信越観光ナビ

竜が描かれた日本絵画が並ぶ新春展示=1月4日、福井県敦賀市立博物館【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】
 新春美術展「辰年(たつどし)〜敦博の龍たち〜」が1月4日、福井県の敦賀市立博物館で始まった。えとの竜に関連する所蔵絵画9点を紹介している。大きく竜が描かれた迫力の絵画から、一見関係なさそうな作品までさまざまで、同館は「絵の中の竜を探しながら楽しんで」と呼び掛けている。2月12日まで。

 江戸中期に活躍した原派の始祖・原在中の「龍図」(1834年)は波の打ち付ける岩の上から、空をにらむ竜を力強い筆致で描いた水墨画。円山・四条派の高谷篁圃「三美人図」(明治)では打ち掛けを羽織った遊女が、竜模様の帯を前結びにしている。

 桃山時代から江戸前期にかけて活躍した敦賀ゆかりの鷹(たか)絵師、初代橋本長兵衛による県指定文化財「仙人図」では仙人の1人が、滝を登ると竜になるとされるコイにまたがっている。岸連山「龍虎図」(1847年)は墨の濃淡やにじみで迫力ある竜と虎が描かれている。

 8日まで各日先着10人の来館者に原在中「龍図」の絵はがきが贈られる。
【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright© 北陸新幹線で行こう! 北陸・信越観光ナビ