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Vol.57 生ごみコンポスト体験記、エコ失敗談

  • 2014年4月17日

 Vol.53では皆さんのアンケートにお答えしましたが、その後もたくさんのご意見・ご感想をいただきました。どうもありがとうございます!とくに「取り上げてほしいテーマ」のところについては、文字通り、今後たびたび取り上げていきたいと思います。

 では、さっそくひとつ。「これまでチャレンジして成功した体験、失敗した体験、読者が真似出来そうな体験などをお聞きしたいです。」と書いてくれた方がいました。この連載のコンセプトからして、エコに関してだと思いますが、今回はそのなかから失敗談を。

 以前暮らしていた家に小さな庭があったとき、畳一畳ぶんくらいの一角を畑にして野菜を作っていたのですが、同時に生ゴミから堆肥を作る「生ごみコンポスト」に挑戦しました。そのときに大変だったのが、何度か虫が湧いてしまったこと。ある日容器を開けた瞬間、今まで見たこともないくらい大きな蠅(もしくはアブ)が出て来たのを覚えています。

 でも決してコンポストが悪いわけではなく、その季節に対して少し水分が多かったのかもしれません。当時はお米屋さんから「米ぬか」を貰ってきて、近所で落ち葉や花がらを集め、それらに水を含ませて、土のう袋に入れていました。土のう袋を使うと通気性が良くなり、好気性発酵を促し、微生物の動きを活発にします。実際に温度計を挿すとかなりの高温になっていて、生ゴミが次々と土に変わっていくのが楽しかったです。土のう袋は虫の発生を抑えることにも繋がるのですが、うーん、どこでどう間違えたのか。ちなみにこのときは、門田幸代さん著の「『生ゴミ堆肥』ですてきに土づくり」という本を参考にしました。

『生ゴミ堆肥』ですてきに土づくり

 その本によると、生ゴミは人間に必要な栄養はすでにありませんが、植物に必要なチッ素、リン酸、カリ、その他の微量要素がたくさん詰まっているとのこと。そして生ゴミで出来た堆肥はスキマの多い団粒構造の土になり、空気いっぱい、水はけの良いふかふかの状態を保つことができます。そのおかげで根がぐんぐんと伸びてくれたのか、うちの庭でもたくさんの野菜が育ってくれました。もちろんそこでも、たとえば葉もの野菜が虫に食べられたり、さまざまな格闘はありましたが。

 現在は2階に住んでいるのですが、ベランダに立てかけたゴーヤカーテンも1年目で失敗。小さなゴーヤしか出来ませんでした。日当りの関係もありますが、プランター栽培だとうまく根が伸びず、なかなか難しいことが多いですね。今年はなるべく簡単なベランダ野菜から、もう一度始めてみようかなと思います。

 まだまだ失敗談はあります。水筒=マイボトルをあいかわらず愛用しているのですが、おっちょこちょいで忘れ物が普段から多いので、今まで何度かなくしてしまいました。ものを捨てないリユースが目的なのに、これじゃダメですね。最近は分かりやすく模様を描いたり、大きく「HARCO」というシールを貼っているので、帰るときに「忘れてますよ」と教えてもらえます(すぐにしまえば済むことなのですが)。それにしても良いライブの日ほど、舞い上がっていろんなものを置いていきます、、、。

 さてそんなライブですが、2年ぶりとなる「HARCOの春フェス 2014」の開催が、4/21東京、4/26大阪と迫ってきました。出演は僕と、昨年キリンジを脱退してソロとしてスタートを切ったばかりの堀込泰行さん、関西在住の実力派シンガーソングライター・杉瀬陽子さんです。しかも全編、HARCOバンドが演奏を担当、僕はおもにドラムを叩くので、その辺りも見どころです。フードやスイーツも充実、DJ陣も豪華です。ぜひ遊びにきてください。良いライブにします、そして水筒も忘れないようにします!




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