愛車はいつもキレイな状態で乗りたいものですが、洗車は面倒。洗車をせずにクルマをキレイに保つ方法はないのかな?とぼんやり考えてたとき、ふと思い出したのが「毛ばたきケア」です。
最近はあまり見かけませんが、かつてハイヤーや黒塗りの公用車のドライバーが毛ばたきを使っている姿を街角でよく見かけました。クルマの汚れのほとんどはほこりやチリなので、それを毛ばたきでサッと落とせば、洗車せずとも手軽にクルマがキレイになるはずです。
カーショップに行くと、昔ながらの茶と白のツートンの大型毛ばたきもありましたが、ちょっとデザイン的に大げさで…。私が選んだのは、コンパクトなサイズで仰々しくな毛ばたきのEDO-STA「ブラックムートンダスター」。
ブラックムートンダスターは羊毛100%のふかふかした黒い長毛に、木製の柄がついたシンプルでナチュラルなデザインです。サイズはS(長さ11cm)、M(長さ22cm)、L(長さ44cm)の3種類。Lサイズであっても、昔ながらの毛ばたきが1メートル以上あることを考えるとだいぶコンパクトです。私の場合、クルマもそれほど大きくないので、Mサイズを購入。価格は2000円以下と試しやすいのも魅力です。
まずはガソリンスタンドの洗車機に入れて、キレイな状態に。その翌日、たった一晩でも、ボディにはうっすらとほこりやチリが…花粉の時期は終わっているのに衝撃です。
このほこりやチリがボディに蓄積して、汚れになっていくんですね。さっそくムートンダスターをかけてみましたが、一回のアクションで驚くほど、ほこりやチリをキレイに絡めとってくれます。
ひとつの箇所をだいたい二回か三回程度往復させれば、かなりキレイになるイメージ。洗車時の輝きがあっという間に蘇ってきます。
ぐるっとボディ全体のほこりやチリを払うのに所要時間は1、2分程度。あっという間に終わります。それでも時間がないときは、フロントウィンドウだけでもはたきをかけると、かなりスッキリします。
使用後は、軽く毛先をはたいて、ダスターに付着したほこりやチリを落とせばOK。さらに汚れた場合は、中性洗剤で丸洗いできます。長さ22cmとコンパクトなので、ラゲッジ内にぶら下げることが可能で、使い勝手も上々。
ドライブの前後、駐車場でさっと汚れを落とすことができるのは何よりも気持ちいい。いままでは洗車の数日後には、また「洗車したい欲」が出ていましたが、10日ほど経っても気持ち的にはまだ洗車不要な状態。
ムートンダスターを使ってから、雨天も何度かありました。雨のなかドライブしても、晴れた翌日にボディが乾いた状態でこのダスターをかけるだけで、ほこりやチリがほぼスッキリ。なんでもっと早くこの毛ばたきケアを取り入れなかったのだろう…と後悔するくらいの効果。洗車の回数は間違いなく減りそうです。
Photo: Yohei Amazaki
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