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車載義務の「発炎筒」は4年が寿命。LEDタイプなら交換不要で簡単に使える

  • 2024年4月23日
  • Gizmodo Japan

車載義務の「発炎筒」は4年が寿命。LEDタイプなら交換不要で簡単に使える

助手席の足元にある赤い「発炎筒」、有効期限があるって知ってました?

発炎筒は、文字通り、炎を発して周囲に危険を知らせるアイテム。故障や事故で動けなくなったとき、ほかのクルマに存在を知らせて二次災害を防ぐ大事な役割があります。そのため発炎筒は道路運送車両法の保安基準で「非常信号用具」に指定されていて、車載が義務付けられています。

実は使用期限がある発煙等

発炎筒の使用期限は4年。なので、新車で買ったクルマも2回目の車検の際には使用期限が1年すぎていて、次の車検以降は2回ごとに買い替える必要があります。

車検の際に適切に設置されているかどうかチェックされ、車検の見積で「発炎筒〇〇〇円」との記載があって、「発炎筒って買い替えないといけないんだ」と気づいた人もいるかと思います。 使っていなくても4年ごとに買い替えないとならない…なんかもったいないですよね。

使用期限のないLED非常信号灯

そんな発炎筒の代わりになるアイテムとして注目なのが、有効期限のないエーモンの「LED非常信号灯 ライト付き」です。もちろん車検対応です。電池さえ入れ替えれば期限なく使えるアイテムなので、4年ごとに買い替える発炎筒と比べると、とにかくエコ。さらに使い勝手がいいのもポイントです。

LED非常信号灯は、もちろん炎を出すわけではありません。ボタンひとつで9つのLEDが赤く点灯して、夜間200m先からもわかる視認性を発揮します。光らせた後は、本体底がマグネットになっているので、運転席の窓から手を出してルーフ上に設置するだけでOKです。

単4乾電池2本を使用して、連続点灯時間は約8時間。通常時は懐中電灯とも使用でき、懐中電灯としては連続6時間点灯します。6時間連続点灯後でも、非常信号灯として約3時間使用できるという安心仕様。防滴仕様のため、雨天時にも使えます。 ボタンを1回押すと非常灯が点滅、もう1回押すと懐中電灯、さらにもう1回押すと消灯するシンプルな作りで、非常時にも慌てることなく使えるはずです。

難しくて危険な発炎筒

それに対して、発炎筒の使い方は結構複雑。

発炎筒のキャップをひねりながら外し、本体を取り出す キャップのすり板で、マッチをつけるように着火 発火している筒を手に持ったり、路上に置いたりして後続車に危険を知らせる

…と、クルマが止まった非常事態に冷静にこの手順をできるかどうか不安ですよね。 しかも発炎筒は煙が出るのでトンネル内での使用は不可。雨天時には点火させにくく、燃焼時間もわずか5分で終わってしまいます。

過去、クルマの駐車中に幼児が発炎筒をいたずらして、誤って発火させてクルマが全焼してしまう事故もありました。

LED非常信号灯のサイズは発炎筒とほぼ同じなので、助手席足元の発炎筒ホルダーに、発炎筒代わりに設置できます。車検時にはこの場所に発炎筒がある必要があるのですが、ここに設置しておけば車検も問題ありません。

発炎筒は使ったことがない人がほとんどだと思いますし、使う機会がないのがベストですが、万が一のときに使いづらいのでは意味がありません。万一に備え、エコと安全性を兼ね備えた、“多機能のLED懐中電灯”として購入して、発炎筒と交換するのがオススメです。

Yohei Arai

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