ゲーミングゲーミングしてないゲーミングPCが増えてきました。
レノボ社の招待で、タイで開催された新製品発表イベント「Lenovo Innovate '24」に行ってきました。現地ではたくさんの新作ゲーミングPCがお披露目に。その中で目についたのが、こちら「Legion 7i(16", Gen 9)」のグラシアーホワイト。
比較的珍しい、白いゲーミングノートPC。しかも、デザインがとてもすっきりしてます。
なぜかと言えば、ゲーミングPCの側面にはだいたいある「あるもの」がないから。
もちろん、 USB端子やSDカードスロットなどはきっちりありますよ。
側面から消えたもの、それは「排熱口」。背面部分にだけあります。この配置なら、マウスを持つ手に排気があたらないです。
シンプルになった側面は仕上げがシルバー系で、光沢感あり。上品なアクセントになっていて、かなり印象に残ります。
Legionシリーズの内部。ColdFrontという新しい冷却技術が採用されている(ゲームのような重いアプリを動かすと、PCが発熱→内部温度が上がると性能が落ちるため、いかに冷ますか、はとても大事) ColdFrontで採用されている、新型のファンとヒートシンク これをCPU・GPU・SSD等に重ねて背部から排熱する。キーボード付近がゲーム中に熱くならないというメリットもある実は強力な排熱技術を新たに開発したことで可能になったデザインだったりします。おかげでゲームはばりばり動くスペックはしっかりキープ。
Legion Pro 5i。Legion 7iとは異なり、側面には排熱口がある個人的におもしろかったのが、側面に排熱口がある、従来的なパフォーマンス重視のモデルもラインナップされていたこと。レノボの方にお話をうかがったところ、多様化するニーズに対応できるように複数のデザインを意識的に作っているそう。
ギラギラしたスポーツカーのようなデザインが主流だったゲーミングPCですが、「ゲーミングPCらしくないゲーミングPC」も今後増えていくのかも。
ちなみに、この白いLegion 7iは今のところ日本ではラインナップされておらず、発売されるかは不明です(別カラーのエクリプスブラック版は発売済み)。
Source: Lenovo
※本記事の制作にあたっては、レノボ社より取材費の提供を受けております。