2023年2月4日の記事を編集して再掲載しています。
人型ロボは動きも人間臭くなる?
『SASUKE』に出られそうな運動神経を獲得した、Boston Dynamics(ボストン・ダイナミクス)のヒューマノイド「ATLAS(アトラス)」君。
以前、高所作業をする作業員に忘れ物を届けるデモ動画が公開されましたが、労働安全衛生局の違反だらけでツッコミどころが満載のコントになっていたんですよね。
もしあれが一発撮りで成功していたら、大したものなのですが…実はコケたり足を踏み外したりという、失敗を何度も繰り返し、度重なる調整の末に作られていたんです。
おや? 成功した時はカンペキすぎてロボットらしかったのに、失敗する姿が妙に人間っぽいですね。おっとっとってなった時の動き、失敗直後の諦め感、誤魔化そうとポーズを決めた時など、誰もがやりそうで共感が持ててしまいます。
アトラス君は制御ソフトに大幅なアップデートが行われ、人間と同じ速さでタスクをこなせるよう進化しました。だからこそ、失敗した時の様子も人間っぽくなったのでしょうね。
二足歩行をする人型ロボは、人間に似せれば似せるほどバランスの取り方や、「何とか成功させなければ」という意識(プログラム)から来るリカバリーの動作が人間臭くなってしまうんだと感じました。
ロボットやAIを恐れる人も少なくない世の中ですが、こういうのを見ると愛おしくなりますね。
人と一緒に寝落ちしちゃう照明ロボ「ライトニー」がかわいい 照明器具が寝落ちすると癒やしになる? ロウソクの炎のようにユラユラ揺れたり、ぼんやりした灯りで癒やしを与えたりと、星の数ほどある照明器具。そんな中、人と一緒に寝落ちする前代未聞の癒やしライトが発明されました。それがユカイ工学のロボット「LIGHTONY(ライトニー)」です。見ているこっちが眠くなりそう普段は目をつぶって居眠りをしているようですが、「おはよう」「おやすみ」「ライトニー起きて!」など https://www.gizmodo.jp/2023/01/lightony-ces-2023.htmlSource: YouTube, Boston Dynamics via IEEE SPECTRUM