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AI時代だからこそ、ラップトップPCには薄型大画面モデルをオススメする理由

  • 2024年3月29日
  • Gizmodo Japan

AI時代だからこそ、ラップトップPCには薄型大画面モデルをオススメする理由
Photo: 松浦文生

目の前に広がる超・広大なディスプレイに、テンション上がりっぱなし。

なぜなら、LGエレクトロニクスの2024年モデル薄型モバイルPCでも最大の画面サイズを誇る「LG gram 17.0インチ」がいま私の手元にあるからです。

なにを隠そう、私はPC選びにおいてまっさきに画面サイズと解像度を重視するタイプ。

数ある大画面ラップトップPCのなかでも、最大17インチの画面が選べて、かつ2560×1600ピクセル(WQXGA)の解像度で画面上の作業スペースが広くとれるLG gramシリーズには、以前から注目していたんですよね。

Photo: 松浦文生

しかも2024年モデルは、AI処理やクリエイティブワークに強い最新のインテル® Core™ Ultraプロセッサー搭載の「AI PC」。ハイスペックの証である「EVO」ロゴが燦然と輝くこのマシンの性能がどれほどのものなのか、気になっていたのは私だけではないはず。

個人的な結論から言わせてもらうと、「イマドキのPCに求められる性能がほぼ網羅されているのでは?」と思わせられたほどの好感触だった「LG gram 17.0インチ」。その実力をご紹介していきましょう。

ところでAI PCってどんなことができるの?

「AI PC」というキーワードが出てきたところで、まずは、現在最大のトレンドである生成AIの活用について軽くおさらいしておきましょう。

ChatGPTの登場から一般化した生成AIによって、まさにチャットをするようにAIと対話しながら、文章の自動生成や要約はもとより、企画のアイデア出しのような、これまでは人間にしかできないとされていた仕事をAIがサポートしてくれるようになりました。

PCにおいては、Windows 11などのMicrosoft製品に標準搭載されているChatGPT(GPT-4)をベースにしたAIサービス「Microsoft Copilot」などが、手軽に使い始められる生成AIの代表例ですね。

現在ではテキストだけでなく、画像や音楽の生成にまでAIにできることは広がっています。テキストで指示するだけでイラストや画像が生成される画像生成AIとしては、「Stable Diffusion」や「Midjourney」が有名です。Photoshopなどを使っているユーザーの間では、Adobe製品に統合された生成AI「Adobe Firefly」も使われ始めています。

そんな生成AIには、サーバーで動作するものだけでなく、PCのローカルで動作するプログラムもあります。そうしたローカルでのAI処理でパワーを発揮するプロセッサーが、AIの処理を専門に行なう回路「NPU(Neural Processing Unit)」を持つインテル® Core™ Ultraプロセッサーというわけ。

これによってAIを高い性能で、かつ電力効率よく動作させることができるのです。

AI PCとしての「LG gram 17.0インチ」の優位性

Photo: 松浦文生

いま使っている「LG gram 17.0インチ」は、強力な「インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 155H」を搭載したモデル。この写真ではサーバーで動作するFireflyでのAI画像生成と、CopilotのAIサービスを立ち上げていますが、ローカルで動作する生成AIを駆使したとしても、ストレスなく軽快な作業が行なえます。

ところで、Windows 11に標準搭載されているCopilotは、画面右端からドロワーとしてせり出してくるインターフェースなので、画面が小さいPCだと使いづらいと感じることも。

でも、「LG gram 17.0インチ」なら、大画面のおかげでちょっとした用事でも気軽にCopilotを開きやすい。大画面とCopilotの意外な相性のよさに、AI PCとしての優位性を感じました。

Image: ギズモード・ジャパン

なにしろCopilotのドロワーを開きっぱなしにした状態でも、一般的な14インチ級PCと同等の画面サイズが確保できますからね。おかげで、いつでも気軽に生成AIの機能を試していけます。

「まだ生成AIの使いこなし方がよくわからない」という人は、とにかく積極的に使ってみることで、自分なりの活用法が見いだせるはず。そういう意味でも、CopilotにアクセスしやすいのはAI PCとして重要なポイントでしょう。

Photo: 松浦文生

「LG gram 17.0インチ」と生成AIを使って、実際の業務をイメージした企画プレゼン資料作りをしてみましたが、企画会議の議事録と箇条書きの企画概要をCopilotに要約してもらい、Fireflyにイメージイラストを生成してもらうことで、資料の素材はあっという間にできあがり。

できあがった素材をPhotoshopで修正したりPowerPointにレイアウトしたりと、細かな調整をするのは人間の仕事として残っていますけれど、AIの手助けによって圧倒的に省力化できることを実感しました。インテル® Arc™ グラフィックスのグラフィック性能も、画像処理の作業をするのに申し分ないレベルです。

独自アプリ「LG gram link」で、AIを使った写真整理を実践

LG gramシリーズをスマホやタブレットと連携する際に用いる独自アプリ「LG gram link」にも、AI PCとしてのパワーを活かした機能があります。それが写真を撮影場所や人物などで分類してくれる「AIを使った写真整理」。

Image: ギズモード・ジャパン

たとえば、旅行先にてスマホで撮影した写真を同期したフォルダー。これにAIを使った写真整理を適用すると、「バンコク」「沖縄」「グアム」などの旅行先が混在する大量の写真が、見事に撮影場所ごとに分類されました。

スマホの写真フォルダーのバックアップ先としてPCを使っているなら、写真整理を大幅に省力化できます。

AIのお助けを借りやすいから、使うほどにちょっとずつラクができちゃう。

ものすごく簡単に言うと、こういうところがAI PCとこれまでのPCの違いなのです。

スマホやタブレットと連携してさらにパワーアップ

LG gram linkによって、iOSおよびAndroidのスマホやタブレットとの連携性が優れていることも、LG gramシリーズの魅力です。

連携した各端末にある写真や動画はもちろん、PCで作成したドキュメントなどのファイルであっても、最大10台のデバイスと簡単に共有可能。前述のAI写真整理などと組み合わせて、データのやりとりや管理を便利に行なえます。

また、スマホやタブレットの操作がPCに接続したマウスやキーボードで行なえるばかりか、接続したデバイスがワイヤレスのサブディスプレイに早変わりする機能も。

Photo: 松浦文生

ただでさえ大画面の「LG gram 17.0インチ」。そのサブディスプレイとして、隣に置いたタブレットに画面拡張をした状態がこちらの写真です。映し出された画像が2つのデバイスの画面をまたいでいるのが、おわかりいただけるでしょうか?

作業スペースがさらに広くなるのはもちろん、カフェなどで打ち合わせやプレゼンをするような場面で、相手に資料を見せるときにも便利に活用できそう。逆にスマホやタブレットの画面表示をPC側に映し出すことや、スマホとPC間でのコピペだって可能です。

LG gramシリーズ伝家の宝刀。極薄で超軽量なボディ

LG gramシリーズといえば、衝撃的なほどに薄いボディと軽量さが伝統。持ち運びやすさは、2024年モデルでももちろん健在です。

Photo: 松浦文生

真横から見ると、スリムさを通り越して鋭利な刃物を思わせるような薄さ。それでも側面にHDMI、USB4(Thunderbolt 4)とType-AのUSB 3.2 gen2が各2ポート、それにMicro SDカードスロットがあるから、拡張性は十分。

Photo: 松浦文生

その軽さたるや、今回試した超・大画面の17.0インチモデルでも、わずか1,350グラム。これって、一般的な13〜14インチのモバイルPCと大差ないわけで。

LG gramシリーズのラインアップで軽さを比較すると、14.0インチのモデルだと1,120グラム、15.6インチのモデルが1,290グラム、そして16インチモデルが1,199グラム。

大きさと重量が必ずしも比例しているわけではなさそうですが、各サイズともにアドバンテージのある軽量さなのは間違いないですね。

Photo: 松浦文生

持ち運びでどうしても気になる電源アダプターが小さいのもありがたい。各モデル共通で小型の65W充電器が付属します。

「LG gram 17.0インチ」の強みを3つのポイントにまとめると

Photo: 松浦文生

最後に、「LG gram 17.0インチ」のストロングポイントを3つにまとめてみましょう。

1つめは、まず箱を開けて取り出した瞬間に「ええーっ。なにかが間違っているんじゃない?」と心がざわつくレベルの薄さと軽さ。

そして2つめ。実際に使ってみると、見やすくて快適な高解像度の大画面。

3つめのポイントが、なによりインテル® Core™ Ultra搭載の「AI PC」ということで、これから長く愛用できる最新プラットフォームの安心感です。

そんなわけで、個人的には、この春の大画面モバイルPCなら指名買いレベルでおすすめしたいのが、この「LG gram 17.0インチ」。

だってこれなら、大画面の最新スペックAI PCを毎日どこにでも持ち運べますからね!

Photo: 松浦文生

Source: LG Electronics

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