あるとちょっといい。的なアイテムです。
新生活に必要なアイテムといえば？ そう、三種の神器たる生活家電。そのうちのひとつが、僕の知らない間に、なんだかトンデモな進化の分岐を進んでいました。
トップ画像のこれ、両手で持てるサイズでどことなくMacStudioっぽさもあるんですけど、こちら実は「洗濯機」です。
まさか？ いやいや、見てくださいよ。
Photo: 小暮ひさのりちゃんと回ります。
名前を「しまえるミニ洗濯機」という、工事や配線不要の設置フリーな洗濯機なんです。
レコルト しまえる洗濯機 RWM-1(BL) ペールブルー recolte Folding Mini Washing Machine 7,780円 Amazonで購入するPR !function(t,e){if(!t.getElementById(e)){var n=t.createElement("script");n.id=e,n.src="https://araklet.mediagene.co.jp/resource/araklet.js",t.head.appendChild(n)}}(document,"loadAraklet")「え〜、でもこんなサイズの洗濯機使う？」
と、疑問を感じる方も居るかも知れませんが…
・設置場所や排水工事が必要ない（なんならしまっておける）
・予洗いを済ませられる
・メイン洗濯機と分けて洗濯できる
と、人によってはメリット多いと思うんですこれ。実際我が家でも、すっかりスタメン化しています。
この洗濯機「しまえる」という名前のとおり、使わないときはコンパクトにしまっておけるのが特徴。
我が家では使っていないときは、こうしてメイン洗濯機横に居てもらっていて、出番が来ると…
Photo: 小暮ひさのりそぉい！ と伸ばしてバケツ形態にトランスフォームします（推奨はフチの部分を持ちあげて伸ばします）。いわゆる折りたたんでしまえるバケツと同じ構造なんです。
Photo: 小暮ひさのり底部には洗濯機のおなじみのブレードが備わっていて、リズミカルに左右に回転するしくみ。
そう、小さいながらも洗濯の原理は縦型洗濯機と同じなんですよね。ちなみに電源はACアダプター式で、使わないときは取り外しておけます。
Photo: 小暮ひさのり使い方としてはもう見たまんま。洗濯物と洗剤を入れたら、水を注ぎます。
バケツスタイルなので、こうして蛇口の下に持っていって、直接ジャーってすればOK！ 給水栓の分岐とかそういった面倒な設置フローは一切要りません。
Photo: 小暮ひさのり電源アダプタを装着したら、タッチ式ボタンで洗濯スタート。
洗濯モードは「標準モード」「おしゃれ着モード」「つけ置き洗モード」の3種類が用意されていて、標準とおしゃれ着は約10分、つけ置きモードは約20分間。それぞれのモードに合わせたパターン洗濯が始まります。
なお、洗濯時の消費電力は10Wとかなりエコ、DCモーターなので音も控えめでした。
Photo: 小暮ひさのり洗濯が終わったら、本体を傾けて排水口から排水、これで洗濯完了。なお、すすぎが必要な場合は、もう一度水を入れて回します。お察しのとおり脱水は手動です。
して、こんな小さな洗濯機でキレイになるのか？ というところですが、想像以上にいい仕事してくれて、いい意味で期待を裏切ってきました。
Photo: 小暮ひさのり 左：ビフォー 右：アフター子どもが泥遊びで汚した靴下のビフォー・アフターがこちら。
つけ置きして（洗剤と水を入れてぶち込んでおいただけですが…）標準コースで回した状態。ゴシゴシ念入りの手洗いと比べれば完璧ではないですけど、「予洗いをこのレベルでできる」と考えると、十分じゃないですかこれ？
Photo: 小暮ひさのり 左：ビフォー 右：アフター「洗濯機に入れないでください」と妻からしずかにキレられた僕の洗車タオルも、こいつがすっかりキレイにしてくれました。毎回手洗い面倒だったので、めちゃくちゃ嬉しい…。
なお、一度に洗濯できる容量としては多くありません。参考としては…
・Tシャツ1枚
・フェイスタオル2〜3枚
・靴下3〜4足
・雑巾5毎
・ペット服1枚
・ベビー服2〜3枚
といった感じ。さすがに容量は少ないですね。
Photo: 小暮ひさのり参考までにパンツ、薄いシャツ、靴下、ハンカチのセットはなんとか回りました。
僕がもし単身赴任で暮らすなら、毎回変えたい肌着類はこれで済ませて、それ以外の服は週末にコインランドリーにまとめて持ち込むという、コンパクトな暮らしも（がんばれば）できそうだなぁ〜…。って。
設置スペースがあるなら、ちゃんとした洗濯機の方が絶対に楽ですが。
この「しまえる洗濯機」、ずばり言えば万能じゃないです。
すすぎと脱水が無いので「ちゃんとした洗濯機」を求める人によっては絶対に選ばないほうが言いと思います。
一方で、僕はすごく感謝しつつ使えています。
だって、子どもの靴下とか、予洗いが終わったら、そのまま洗濯機に突っ込むので、別に絞らなくてもいいので欠点特に無いんですよね！
あと、脱水は手動を受け入れるなら、別洗い用としても導入価値は高いかと。
僕の場合は雑巾や洗車タオルがそれですが、赤ちゃんの居る家庭では、無限に出てくるスタイやガーゼの別洗い用洗濯機として活躍してくれるんじゃないかな。使わないときはしまっておけばいいしね。
こうして、ある程度用途が限定されますが、生活スタイルが変化したとき、この設置フリーなミニマムさが輝くこともあると思います。意外と便利ですよこれ！
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