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手入れが簡単なスティック掃除機。ヘッドの向きを変えずともスイスイ進む

  • 2024年3月6日
  • Gizmodo Japan

手入れが簡単なスティック掃除機。ヘッドの向きを変えずともスイスイ進む
Photo: mio

消去法じゃなく、これが欲しいんだ。

そう思わされたのは、シロカの新作コードレススティッククリーナー「らくらクリーナー」。2024年2月20日発売になったばかりのこちらを早速体験してきました。この「らくらクリーナー」、話を聞けば聞くほど「そういうのが欲しかった」となる掃除機なのです。

「掃除機を掃除するストレス」からの解放

Image: siroca

「らくらクリーナー」は、シロカ初の紙パック式掃除機です。いままでになかったアイテムの開発に踏み切ったのは「掃除機自体を掃除するストレスを減らしたい」という思いからなのだとか。

サイクロン式だと、ダストカップに溜まったゴミ、フィルターの目詰まり…と、床を掃除した後の掃除機自体のお手入れも必要なんですよね。しかも、ゴミが外から見えてなんか嫌…。

掃除機自体の掃除のことを一番に考えて開発された「らくらクリーナー」は24,860円(税込)。掃除機を選ぶ基準になる吸引力、手入れの楽さ、小回り、汎用性も、この値段で満たしているんです。

一番すごいと思ったのは、紙パックに直接触れずに捨てられる設計。

ホルダーのレバーをつまむと紙パックが外れる仕組み。紙パック自体を触らない=ポフポフならないから、チリがフワァっとして不快、なんてことが起こらないのです。

掃除のハードルを下げる「身軽さ」

実際にこの掃除機を使ってみると、小回りのきく軽いかけ心地に驚き。

なんでも、キャスターが360度可動なため、ヘッドの向きを変えずとも進みたい方向にサーっと方向転換できるのです。このキャスターがヘッドに4つついているのでとてもなめらかで、もどかしさを感じることのない軽快さでした。

そして、充電はハンドル内部に入っている充電式電池に充電コードを挿す方法。

コードレスの掃除機は充電スタンドに立てておくイメージだったのですが、こちらはスタンドなしの仕様。その代わり、ハンドルがゴムでできているので掃除機を壁や棚に立てかけOK。充電器を常にスタンバイしておいて、掃除機を使わない時は充電器を繋いでおくという運用になりそうです。

「さあやるぞ」と肩肘張らなくてもパッと取ってすぐ掃除し始められるし、掃除をし始めても片手でササーっとできる身軽さが、考える手間なしでいいなと思いました。

ちなみに、満充電までは約2.5時間。強モード:約15分、標準モード:約25分以上の全2タイプの運転が可能です。

紙パック式の「吸引力の持続」を克服

一般的に紙パック式のデメリットというと「ゴミが溜まると吸引力が下がる」という点。

でも、この「らくらクリーナー」は吸引維持率(紙パックが空の状態での吸い込む力と、紙パックが満杯になった状態での吸い込む力を比較)が94%。紙パックにゴミが溜まってきても、吸引力が衰えることなくパワフルに吸ってくれます。

充電の持ちからして、強モードだと家じゅうの掃除には電池が持たないか…とも思ったのですが、実際に掃除機をかけてみると標準でも十分のパワー。フローリングは標準、毛足の長い絨毯は強、というふうに使い分けるのが良さそうです。

組み替えると使用用途が広がる

左からハンドル、延長パイプ、本体、ヘッド

最後に紹介したいのは、この掃除機の汎用性の高さ。

基本は写真の順に本体がヘッドの次に来るように組むと「重心が低くなり力をかけやすい」とのことでしたが、「ハンドル→本体→延長パイプ→ヘッド」の順に組み替えると…

家具の下の隙間に潜り込むように掃除機をかけられます。これならヘッドが浮かずに奥まで掃除可能です。

そして、延長パイプなしで使うとハンディクリーナーに様変わり。部屋の隅や階段、車も掃除できますよ。ほかにも、ブラシ付きノズルと隙間ノズルがついているので、窓のレールや大きな家具の隙間もこれで掃除できますね。

シロカの新作コードレススティッククリーナー「らくらクリーナー」は、掃除機の「ちょっと嫌だな」と思っていたことを極限まで少なくして、考える手間を取り払った掃除機。掃除機に求める条件を残さず満たしています。

Photo: mio

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