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なにより軽さが魅力! Amazfitからランニングスマートウォッチ登場、高性能GPSも搭載

  • 2023年7月20日
  • GetNavi web

中国深圳のスマートウォッチブランド・Amazfitは、同ブランド初のランニング向けモデル、Amazfit Cheetah、Amazfit Cheetah Pro(以下、Cheetah、Cheetah Pro)の2機種を発表しました。「AIコーチング搭載のランニングウォッチ」をキャッチコピーとした新製品には、業界初のデュアルバンド円偏波GPSアンテナ技術による正確な位置計測、スマホとの接続がなくともマップを表示できるオフラインマップ機能などが搭載されています。その発表会の模様を取材しました。

↑Cheetah(左)とCheetah Pro

 

独自のGPSアンテナ技術でユーザーの位置を正確に捕捉

2015年に登場したAmazfitは、ファッショナブルなGTシリーズ、アウトドアに適したT-REXシリーズ、エントリーモデルのBand・Bipシリーズという、主に3つの方向性で製品を展開してきました。今回新たに発表されたCheetahシリーズは、同ブランド初のランニングウォッチとなります。

↑Amazfitが発売している製品のラインナップ

 

↑Amazfitの製品ラインナップにおけるCheetahシリーズの位置付け

 

↑AmazfitがCheetahシリーズの開発コンセプトとしたユーザーニーズ

 

両機種に共通する目玉は、Amazfit独自のGPSアンテナ技術「MaxTrack GPS テクノロジー」。これは、業界初となるデュアルバンド円偏波GPSアンテナにより、正確な位置測定を可能にする技術です。高層ビルのある都市や、高い木の多い公園でも、ランナーの位置をズレなく捕捉できます。

↑MaxTrack GPS テクノロジーの概要

 

↑発表会では、同じコースをランニングした場合の認識位置について、競合他機種との違いが示されました

 

また、Cheetahシリーズは、オフラインマップに対応しています。Amazfitのスマートウォッチと連携する「Zepp」アプリを通して、自分がいる地域の地図を読み込むことで、オフラインのスマートウォッチからそれを閲覧できる機能です。このマップには、スタート地点に戻るルートを表示する、辿ってきたルートを戻るように案内するといったナビゲーション機能もついています。なお、このナビゲーション機能は、ランニングのほか、ウォーキング、サイクリング、クライミングなど、合計18種類のワークアウトに対応しています。

↑オフラインマップにより、スマートウォッチ単体でも地図の表示が可能に

 

↑豊富なナビゲーション機能を搭載

 

Zeppアプリでは、Cheetahシリーズ向けにアップグレードされたスマートコーチングアルゴリズム「Zepp Coach 2.0」が利用可能。簡単な質問に答え、目標設定をすると、AIが自動でランニングプランを設計してくれます。トレーニングだけでなく休息日も設定されるので、ランニングの継続だけでなく、オーバートレーニングの防止にも役立ちます。

↑AIがユーザーの能力、目標などに応じて、適切なトレーニングプランを組み立ててくれます

 

ランニング中は、心拍数やペース、消費カロリーなどに応じてスマートウォッチがユーザーに通知を出します。この通知は、スマートウォッチと接続したBluetoothイヤホンから聞けるほか、Cheetah Proの場合はスピーカーも搭載しているので、イヤホンなしでも通知が耳に届きます。

↑ランニング中に設定可能なアラートの種類(左)

 

重量32g/34gと、ほかのスマートウォッチと比べてもとにかく軽い

CheetahとCheetah Proの特筆すべき共通点として、軽さが挙げられます。バンドを除いた重量は、Cheetahが32g、Cheetah Proが34g。画面サイズはそれぞれ1.39インチ、1.45インチと決して小さくないのに反して、とにかく軽いのです。筆者は発表会場で両機種を試着しましたが、そのときまでつけていたスマートウォッチと比較しても、非常に軽いのが印象的でした。

↑Cheetah Proを試着。チタン合金のベゼルは重量感のある見た目ですが、それを感じさせない軽快な装着感です

 

両機種の主な違いは外装。機能はほぼ変わらず

両機種の主な違いは外装です。まずCheetahのボディは繊維強化ポリマーですが、Cheetah Proは繊維強化ポリマーに加えてベゼル部分にはチタン合金が用いられています。また先述の通り、画面の大きさがCheetahは1.39インチ、Cheetah Proは1.45インチ。表面のガラスは、Cheetahがパンダ強化ガラスなのに対し、Cheetah Proはより硬いゴリラガラス 3を採用しています。バンドも異なり、Cheetahはシリコン製なのに対して、Cheetah Proはナイロン製となっています。

↑両機種のバンド。Cheetah Proのナイロンバンドは無段階に調節できる設計なので、手首にしっかりフィットします

 

機能的な部分では、Cheetah Proのみスピーカーを搭載し、Bluetooth通話に対応。マイクはCheetahにも搭載されていますが、スピーカーはありません。また、Cheetah Proのみ、Wi-Fi通信に対応しています。

↑両機種の違い。価格差は1万円ありますが、機能的にはほぼ同等です

 

一方で、測位システムやセンサー類は両機種共通で、バッテリー持続時間が通常使用で最大14日間である点も変わりません。両機種の機能面での違いは限定的といってよいでしょう。

↑両機種のバッテリー性能はまったく同じ。省電力モードにすれば、24日も継続使用できます

 

発表会で筆者が両機種に触れた印象では、なにより軽さが魅力的。ランニングウォッチを探されているという方はもちろん、装着感の軽いスマートウォッチをお探しの方にも、ぴったりなモデルになるかもしれません。

 

【価格・販売店情報】

Amazfit Cheetah

税込価格:4万9900円

発売日:7月25日

公式オンラインストアのほか、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、au PAYマーケット店で販売

実店舗では、ヨドバシカメラ秋葉原店、梅田店にて取り扱い

 

Amazfit Cheetah Pro

税込価格:5万9900円

発売日:7月25日

公式オンラインストアのみでの販売

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