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静岡県が停電対策 太陽光発電パネルの自立運転機能に関する情報提供

  • 2019年10月15日
  • エネクトニュース
住宅用太陽光発電パネルの自立運転機能
2019年10月12日、静岡県はホームページにおいて、停電時の防災および減災のため、住宅用太陽光発電パネルの自立運転機能に関する情報提供を行った。

万が一、停電が起こった場合でも、自宅の屋根などに太陽光発電パネルを設置しているケースでは、太陽光発電パネルの機能に搭載されている「自立運転機能」を利用することによって電気を使用することが可能となる。

経済産業省資源エネルギー庁
同県では、経済産業省資源エネルギー庁が公開している住宅用太陽光発電パネルの自立運転機能に関する資料を紹介し、停電時での電力利用が可能な場合があることを呼びかけている。

同庁では、メーカーによって一部の操作方法が異なる場合があるとしながらも、一般的な住宅用太陽光発電パネルの自立運転機能の利用手順を詳しく紹介している。

2018年11月21日に同庁が公開した資料の中で、FIT制度からの自立化促進のため、自家消費を中心とした需要家側の再エネ活用モデルとして、災害時における住宅用太陽光発電等の活用が紹介されており、同庁では以前から太陽光発電パネルの自立運転機能について情報公開を行っていた。

自立運転モードに切り替え
具体的な操作方法は、自立運転用のコンセント位置を確認してから、主電源ブレーカー、太陽光発電ブレーカーの順で両方をオフにし、自立運転モードに切り替えるという手順だ。なお、操作を行う前に、取扱い説明書で自立運転モードについて確認するようを呼びかけている。

自立運転モードに切り替えた後は、自立運転用コンセントに使用したい機器を接続することで利用可能だ。ただし、停電から復旧した場合は速やかに元に戻すように注意喚起を行っている。

上記の手順で自立運転モードの切り替えができないときは、設置事業者やシステムメーカーへ直接の問い合わせが必要だ。ただし、設置事業者やシステムメーカーのホームページに、操作に関する情報が掲載されている場合があるとしている。

(画像は静岡県ホームページより)


▼外部リンク

静岡県
https://www.pref.shizuoka.jp/

経済産業省資源エネルギー庁
https://www.enecho.meti.go.jp/

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