サイト内
ウェブ

「H2One」、インドネシアでの普及に向けて調印

  • 2019年10月13日
  • エネクトニュース
再エネ電力で水素を発生させ、安定的に電力を供給
東芝エネルギーシステムズ株式会社(以下「東芝エネルギーシステムズ」)は10月10日、インドネシア電力公社と「H2One」の同国における普及に向けた覚書に調印した。

H2Oneは自立型の水素エネルギー供給システムで、太陽光発電など再生可能エネルギー由来の電力を用いて水素を発生させ、燃料電池ユニットで発電。蓄電池と水素の製造・貯蔵によって電力の変動を長い周期で吸収し、安定的に電力と温水を供給する。

島々で電力の安定供給、エネルギーの地産地消に
インドネシアは大小1万以上の島々からなり、離島に住む人口の割合も高く、安定的で経済的、かつ地産地消型の電源確保が大きな課題となっている。

H2Oneは水素の製造から使用までを一つのパッケージにまとめたデザインで輸送・設置が容易。2018年には離島での活用に向けて現地での検証・確認を行い、2019年2月までに導入可能な地域の絞り込みも行った。

インドネシア電力公社と東芝エネルギーシステムズは今後、具体的な技術や制度の検討を行い、2023年を目途にインドネシアの島々へH2One商業機の導入を進めていく。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

東芝エネルギーシステムズ リリース
https://www.toshiba-energy.com/info2019_1010.htm

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。