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トラッキングシステムの共同研究を開始

  • 2019年9月5日
  • エネクトニュース
ブロックチェーン技術を活用したシステム開発
オリックス株式会社が、ブロックチェーン技術を活用した電力の供給から消費までの履歴を証明するトラッキングシステムの開発を国立大学法人東京大学大学院工学系研究科と共同で開始すると発表した。

ブロックチェーン技術を用い、電力取引データやGPS情報をもとに再生可能エネルギー由来の電力の発電地や電源種別・発電時間・供給者など、電力の産地を証明するトラッキングシステムの実証実験を行うもの。

太陽光発電所や一般家庭、事業所や工場・電気自動車など複数の発電地および消費地との「分散型ネットワーク」の同時同量マッチングの検証も併せて行う。

REマイレージ(アールイーマイレージ)の開発
アールイーマイレージ(複数の発電地と消費地の地理的な電力の輸送距離を最小化するシステム)の開発により再生可能エネルギーの地産地消を促し、需要家が近隣の電源から電力を購入することによる地域経済の活性化や、送電時のロスを軽減した電力の効率利用につなげる考えだ。

また、将来的に電気自動車によるデマンドレスポンスやバーチャルパワープラントを含む総合的な電力ネットワークの開発や、自治体の災害時システムと連携し、被災地での緊急電源に電気自動車を利用するなどの社会システムへの応用も視野に入れている。

RE100エネルギー普及の加速目指す
再生可能エネルギーによる発電事業開発を積極的に展開・分散型エネルギーネットワークに資する電力供給施設を運営している同社と、ブロックチェーン技術等を用い、再生可能エネルギー導入を促進する新たな電力流通サービス開発基盤を研究している東京大学の両者による今回の共同開発により、バランスの取れた再生可能エネルギーの普及と分散型エネルギーネットワーク社会の実現に貢献し、RE100エネルギー普及の加速を目指すとしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

プレリリースサイト:PR TIMES
https://prtimes.jp/

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