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シナネン、マイクロ風車による発電事業に参入

  • 2020年3月10日
  • エネクトニュース
そよ風でも発電可能な、図書館内より静かな風車
シナネン株式会社(以下「シナネン」)は3月6日、グローバルエナジー株式会社(以下「グローバルエナジー」)と協業で、マイクロ風車発電事業に参入すると発表した。

グローバルエナジーは長年風車を研究し浜名湖の畔で試験を重ね、そよ風でも発電できるマイクロ風車を開発した。垂直型のブレードは風向きに関係なく高い効率で発電し、新開発の制御システムで強風時でも回転数を制御できるため、発電機に過度の負担がかからない。

特殊素材で軽量化したブレードは台風等による二次災害を軽減し、最大回転時の風切り音は図書館内の騒音以下。新型マイクロ風車は静かで安全なため、市街地での設置が可能になる。

通信装置や小型蓄電池等を搭載して全国の避難所に
シナネンはマイクロ風車製品の製造・販売から保守・メンテナンス等の事業を展開するために、新会社を設立した。

静かな風車は屋上用の風力発電装置を可能にし、LED照明や通信装置、小型蓄電池等を組み合わせたポール型完全独立電源装置は、災害時に全国の避難所で電源インフラとなることが期待される。

シナネンは今後も様々な再エネ事業に挑戦し、法人向けにエネルギーを提供していく方針だ。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

シナネン リリース
http://www.sinanen.com/news/pdf/20200306.pdf

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