風力と太陽光でLED照明を支える独立電源型の街灯
NTN株式会社(以下「NTN」)は12月4日、「NTNグリーンパワーステーション」4基を熊本県に寄贈したと発表した。
同社は2016年7月、「NTNハイブリッド街路灯」の販売を開始した。この製品は風力と太陽光から得られた電力で夜間にLED照明を自動点灯する独立電源型の街灯で、独自の翼形状で風切り音を抑え、風力発電の静粛性も高い。製品の名称は2018年10月に「NTNグリーンパワーステーション」に改められた。
NTNは創業100周年の記念事業として、三重県桑名市、静岡県磐田市、石川県、福島県に加えてこのほど熊本県内3カ所で「NTNグリーンパワーステーション」4基を設置し、国内5地域に計17基の寄贈を終えた。
自然エネルギー商品を開発、持続可能な社会の発展に
グリーンパワーステーションには付属のバッテリーが設置されており、最大5日分の照明に必要な電力を蓄えることが可能で、災害時や停電時には非常用電源として利用することもできる。
NTNはこの他、既存の水路に置くだけで発電できる「マイクロ水車」も2017年7月から販売している。
同社はこれからも様々な自然エネルギー商品を開発し、持続可能な社会の発展に貢献していく方針だ。
(画像はNTN公式ホームページより)
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NTN リリース
https://www.ntn.co.jp/japan/news/press/news201800117.html