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東京電力、銚子沖で洋上風力発電の事業化の検証開始

  • 2018年11月4日
  • エネクトニュース
基礎調査を終え、事業の実現可能性を検証する段階へ
東京電力ホールディングス株式会社(以下「東京電力HD」)は11月1日、千葉県銚子沖で洋上ウィンドファーム事業の実現可能性を検証する調査に入ったと発表した。

東京電力HDは同地において2009年に研究を開始し、風況や海象の把握、海洋構造の影響などの調査に基づいて同地を有力な候補地と定め、出力2400kWの発電施設で実証試験を実施した。今回の調査では洋上ウィンドファーム事業の実現可能性を検証するために、海底の地盤調査を2019年1月末まで行う。

海底ボーリング調査は銚子市沖および旭市沖の2カ所で、音波探査による調査は銚子市沖、旭市沖、匝瑳市沖、横芝光町沖の4カ所で行われる。陸上4カ所でも地盤調査を行い、サンプルを採取して室内試験を実施する。

風力などの再生可能エネルギーを主力電源に育てる
東京電力HDは、将来的に再生可能エネルギーを主力電源にすることを目標に、洋上風力や水力を中心に開発を進めてきた。このうち国内の洋上風力発電に関しては、総開発規模200~300万kWを目指している。

東京電力HDは今回の調査によって千葉県銚子沖での洋上風力発電事業の実現可能性を検証するとともに、再生可能エネルギーの導入拡大を進め、国のエネルギー政策にも貢献していく方針だ。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

東京電力HD リリース
http://www.tepco.co.jp/2018/1510385_8707.html

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