「難病の子のために親ができること」 浦安在住の著者が実体験を書籍に

  • 2025年5月2日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 浦安市在住の大澤裕子さんの著書「難病の子のために親ができること」(青春出版社)が5月2日に発売された。(浦安経済新聞)

 「難病の子のために親ができること」青春出版社

 妊娠中に子どもに重度の心疾患があることを知った大澤さんが15年間の経験から学んだことをつづった「難病の子のために親ができること」。大澤さんは過去にビジネス書2冊を出版しているが、「10年前から自身の体験を役に立てたいと、本の出版を考えていた」という。大澤さんが運営する「Japan居場所作りプロジェクト」では、主に子育て支援につながるオンラインセミナーや講座を企画運営している。

 大澤さんは「子どもに病気や障害がある人に、今まで自分が体験してきたことを共有することで少しでも不安を改善したい。障害のある子どもを育てるために自分が得たノウハウもある。それらを伝えたかった」という。さらに「教育関係や保育などの仕事をしている人も、難病の子どもや親と接する機会があると思う。そうした人もぜひこの本を読んでほしい。保護者側のデリケートな心理が分かると対応の役に立つ」という。

 「執筆は、過去に2冊の本を書いた時以上に難しかった。子育てに答えはないし、デリケートな部分の書き方には注意が必要だった。それでもこういう本を必要としている人もいる、という強い気持ちがあった」と振り返った。

 仕様は四六判256ページ。価格は1,980円。

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