日本の自然電力株式会社が、現地企業と共同で建設
Jinko Solar株式会社は、2019年8月7日、ブラジルのメガソーラーに太陽光パネルを供給したと発表した。
Jinko Solarは、中国・上海に本社を置き、太陽光発電産業のグローバルリーダーを自認している企業。太陽光パネルを供給されたメガソーラーは、日本の自然電力株式会社がブラジルの現地企業と共同で建設した『CAPAO SECO（カポ・セコ）』であり、遠隔ネットメータリングシステムに登録されている。
約1.1メガワットの発電を行う予定
ブラジルは、世界で上位10か国に入るエネルギー消費国であるが、再生可能エネルギー電源による発電容量の割合が全体の約8割を占める国でもある。現在の同国における再生可能エネルギー電源は、主に水力発電によるもの。その一方で、太陽光発電や風力発電なども、政府から積極的な支援を受けている。
『CAPAO SECO』は、ブラジル・ブラジリア州にて2019年1月より建設が進められていたメガソーラー。唐辛子やトマトを生産する農場の一部を利用する形で、約1.1メガワットの発電を行う予定となっている。また、遠隔ネットメータリングシステムに登録されいるため、同発電所プロジェクトに参加する需要家は割安な価格で電力を利用することができる。
ブラジルの発電所に収益保障を提供
グローバルに太陽光発電産業を展開しているJinko Solarは、ブラジル市場にも2014年に進出を果たした。順調に事業を拡大した同社は、現在はブラジル市場で30％のシェアを獲得。高性能の太陽光発電モジュールにより、ブラジルの発電所に収益保障を提供している。
なお『CAPAO SECO』は、太陽光パネルにJinko Solar製を、パワーコンディショナーには中国・ファーウェイ製を、それぞれ採用している。
（画像はJinko Solarの公式ホームページより）
▼外部リンク
Jinko Solar株式会社
https://www.jinkosolar.com/?lan=jp自然電力株式会社
https://www.shizenenergy.net/ジンコソーラー 、ブラジルのメガソーラーに太陽光パネルを供給 - dreamnews.jp
https://www.dreamnews.jp/press/0000199503/
