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防府バイオマス・石炭混焼発電所、営業運転開始

  • 2019年7月26日
  • エネクトニュース
発電出力約11万2000kW、県内の未利用材を活用
エア・ウォーター(株)は7月22日、中国電力(株)と共同で建設した山口県防府市にあるバイオマス・石炭混焼発電所が、営業運転を開始したと発表した。

発電所の建設にあたって、両社は2014年9月に環境影響評価の検討を開始した。2015年2月には発電所の運転・保守および売電を目的とした事業会社を共同出資で設立し、2017年6月に建設工事を開始した。

発電所では山口県内で未利用の木材や輸入されたパーム椰子殻と石炭を混焼する。混焼率は熱量ベースでバイオマスが最大50%。発電規模は約11万2000kWで、年間の発電量は約8億kWhの予想で、得られた電力はFIT制度を活用して売電する。

未利用材の活用で林業振興、地域活性化にも
両社が設立したエア・ウォーター&エネルギア・パワー山口(株)では、これまで森林に放置されたままで用途がなかった未利用材を有効活用することで、山口県の林業を振興し雇用を創出、地域活性化の一助となることを目指す。

また地域資源を循環する再生可能エネルギー発電に取り組み、地球温暖化防止に貢献していく方針だ。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

エア・ウォーター リリース
https://www.awi.co.jp/

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