2019年の夏運転開始を目標に、1月から建設を開始
三菱商事株式会社(以下「三菱商事」)は12月14日、オランダ公営の総合エネルギー事業会社であるEneco社と、北海領域で建設の予定されているノーザー洋上風力発電所に出資参画することに合意したと発表した。
事業は今後、三菱商事の英国における子会社とEneco社が設立する新会社と、ベルギーの地方自治体出資によるエネルギー・通信会社Nethys社によって進められ、共同で2017年1月に建設を開始し、2019年夏の運転開始を目指す。
ノーザー洋上風力発電所は総発電容量が約37万kWと同国最大規模で、ベルギーにおいて約40万世帯分の電力供給ができると予想されている。
低炭素社会に向けて再生エネ事業への取り組みを強化
三菱商事は2012年にEneco社と提携、オランダでの洋上風力発電所建設に折半で出資して、総発電容量約13万kWの案件を2015年末から稼働させている。
同社は低炭素社会の構築に向けて、発電事業において再生可能エネルギーへの取り組みを強化する方針を掲げている。社内に洋上風力専門のチームを組成してこれにあたっており、今回の事業をその一環として、これからもヨーロッパを中心に洋上風力発電事業に取り組んでいきたいとしている。
(画像はプレスリリースより)
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三菱商事 リリース
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