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既存住宅をリノベーションしてCO2排出量ゼロ!

  • 2016年11月27日
  • エネクトニュース
大阪ガスと積水ハウスが日本初の実証実験開始
大阪ガス株式会社と積水ハウス株式会社の両社は、既存住宅でのCO2排出量ゼロかつゼロエネルギー達成を目指して、実証実験を開始した。この実験では軽量鉄骨造り2階建の4LDKにリノベーションを加え、3人が居住しての実験は12月1日から2年半続く。

両社は既に2014年5月までに、燃料電池・太陽電池・蓄電池の3つを最適制御することで、新築住宅でのCO2排出量を通年でゼロにできることを実証している。この日本初の成果を既存住宅のリノベーションで再現、省エネルギーと健康で快適な暮らしが両立できる住宅の実現を目指して新しい居住実験に取り組む。

燃料電池を高効率で運転、スマートな空調制御
既存住宅のリノベーションのポイントは建物の断熱性能の向上にあり、今回は窓を真空複層ガラスに交換するとともに1階床下と2階天井裏に断熱材を追加して12%アップを実現した。また空調方式を部屋ごとのコントロールから全館空調に切り替えた。居住者が転居せずに工事ができる範囲で、快適性・健康性の向上を図ったという。

両社は燃料電池を高効率で運転し賢く空調制御することで、ゼロエネルギー実現を目指し、2年半の居住実験に取り組んでいく。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

大阪ガス リリース
http://www.osakagas.co.jp/

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