「スマート水素ステーション」実証実験の動力源に
ソーラーフロンティア株式会社(以下「ソーラーフロンティア」)は、ホンダの「70MPa スマート水素ステーション」に合計20kWのCIS薄膜太陽電池を提供したと発表した。
「70MPa スマート水素ステーション」は東京都江東区青海にあり、ホンダが先月24日から実証実験を開始した。太陽光発電で得た再生エネルギーで水素を高圧発生させ貯蔵、燃料電池自動車の充電や緊急時に家庭の電力に使用するなど、可搬型外部給電器の実用性も試される。
ソーラーフロンティアの太陽電池はこの水素発生装置の動力源として使われる。CIS薄膜太陽電池は発電量が多く、高温や影に影響されにくいため、実証実験に大きく貢献することが期待されている。
燃料電池自動車はCO2や排ガスなしの究極のエコカー
ソーラーフロンティアは、水素発電を動力源とした燃料電池自動車が「CO2や排出ガスを一切出さない究極のエコカ-」であるとし、同社の太陽電池が実証実験に採用されたことに対して喜びを表している。
同社はこの実験を通じて燃料電池自動車の普及や地球温暖化対策に貢献し、今後もさまざまな分野のパートナーと協力して、太陽による快適でクリーンな暮らしを人々に届けたいとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ソーラーフロンティア リリース
http://www.solar-frontier.com/jpn/news/2016/C059784.html