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将来の持続可能エネルギーの姿 酸電池型発電システムが開発される

  • 2016年10月21日
  • エネクトニュース
カーボン・ナノチューブの世界大手と共同開発
「省エネ」「省コスト」を推進するエネルギーマネジメントに寄与する各種ソリューションを展開するMTエネルギー&ソリューションズ株式会社は、IoT、電気自動車、非常用電源などへの応用電源として期待がもたれる、自由度の高い酸電池型発電システムを今年7月に開発した。

同システムの開発プロジェクトはカーボン・ナノチューブ製造世界最大手のベルギー・Nanocyl SAおよびナノベル株式会社と共同で行われた。

システムはマグネシウム電極に特化した新電極技術、ならびに薄膜カーボン・ナノチューブ空気電極を活かした構造が特徴で、電源装置としての2年以内の実用化を目指している。

リチウムイオン電池に代替する可能性も
リチウムイオン電池が広く普及している昨今の電源装置市場であるが、可燃性が課題であるそれに比較して、同社が開発した酸電池型発電システムは体積当たりの容量が約2倍のアノード(入り口側の電極)素材であるマグネシウムを用いており、安全性と信頼性がより増した電池の開発が可能となっている。

実現が困難と考えられていたマグネシウムのバッテリーに製品化への道程が見えたことで、環境に優しく、持続可能、低コストで安定的な発電システムの普及がより進むことが期待される。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

MTエネルギー&ソリューションズ プレスリリース(アットプレス)
https://www.atpress.ne.jp/news/114294

MTエネルギー&ソリューションズ
http://mte-s.co.jp/index.html

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