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完全ソーラーパワーの車、中国で新登場

  • 2016年7月10日
  • エネクトニュース
太陽光発電だけで走行可能な車を新開発
中国のHanergy Holding Group社は7月2日、太陽光発電だけで走行できるソーラーカーを開発したと発表した。同社が開催したイベントで会長自らが運転、華々しいデビューを遂げた。

発表された車種は「Hanergy Solar 」で、消費者の様々なニーズに合わせてスポーツカーも含めた4タイプ。いずれも電気自動車のように定期的なチャージを必要とせず、太陽光発電だけで走行が可能だという。

同社は120以上の特許を持ち、今回のソーラーカーの開発は、同社の研究チームが独自に行ったものだという。同社の軽量で柔軟な薄膜太陽電池を各車に3.5~7.5平方メートル搭載、光電変換、蓄電池、インテリジェント制御システムなどでゼロエミッションも実現。

充電1回あたりの走行距離を気にする必要はもうない
このソーラーカーの開発を可能にした薄膜太陽電池はヒ化ガリウム(GaAs)で、同社の発表によると変換効率が31.6%、今年1月の時点で世界最高の変換効率として米国で認定されたという。

通常時は6~8時間で約80kmの走行を可能にする発電量を持つ。雨天や長距離走行などの場合には搭載されたリチウム電池に充電すれば1回の充電で350kmまでの走行が可能になるという。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

中国Hanergy社 リリース
http://www.hanergy.com/en/content/details_37_3602.html

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