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四国電力がクリーンエアドームの配備を決定

  • 2017年11月2日
  • エネクトニュース
万が一に備えて伊方発電所の西側に3カ所
四国電力株式会社(以下「四国電力」)は10月24日、伊方発電所の西側3カ所に、万が一の原発事故に備えてクリーンエアドームの配備を決定したと発表した。

伊方発電所は四国電力が運営する唯一の原子力発電所で、四国の西北端から九州に向かって細長く伸びた、佐田岬半島の付け根近くにある。1号機は昨年運転を終了し、2号機と3号機が現在定期検査中だ。

クリーンエアドームは短時間で簡単に設営ができ、空気浄化ユニットが装備されている。セシウムやヨウ素の除去フィルターで、外気から放射性物質の99%以上を除去したクリーンな空気をドームに送ることができる。

3カ所でドーム8基、収容人数合計は約600人
今回配備が決定したドームは合計8基で、瀬戸総合体育館に2018年3月、三崎総合体育館と三崎小中学校体育館の2カ所には2018年6月に配備される予定だ。ドームの災害時の設営や運用、定期的な保守管理や設営訓練は四国電力が行う。

ドームは超軽量で耐久性に優れたポリエステルを使用して製造されており、小さく折りたたむことが可能で、コンパクトに収納できる。設営時の収容人数は8基合計で約600人となっている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

四国電力 リリース
http://www.yonden.co.jp/press/re1710/data/pr010.pdf

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