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豪雨で発生した流木をチップに加工、火力発電所で活用

  • 2017年10月19日
  • エネクトニュース
九州電力が10月19日から丸太の受け入れを開始
九州電力株式会社(以下「九州電力」)は10月16日、福岡県産業廃棄物協会との間で、豪雨によって発生した流木の受け入れに関する合意に至ったと発表した。

今年7月に北九州を襲った豪雨で発生した流木は、推定で約20万トンとされている。九州電力は福岡県筑後地区にある矢部川浄化センターで管理されている流木を、丸太のままの状態で10月19日から受け入れを開始した。

この事業は流木処理の支援を目的とし、福岡県産業廃棄物協会が福岡県からの委託で流木を集め、九州電力に販売する。

受け入れ期間は2019年3月まで、最大5万トン
回収された流木は福岡県にある流木の集積地から陸送、海上輸送を経て、熊本県天草郡苓北町にある九州電力の苓北発電所に届けられ、発電所内でチップに加工される。

苓北発電所は1995年に1号機が稼働を開始した、石炭を主要な燃料とした発電所で、現在は出力各70万kWの発電機2機が稼働している。チップ加工された流木は石炭との混焼で発電に利用される。

九州電力は2019年3月まで受け入れを続ける予定で、月々最大2800トン、期間全体で最大5万トンの受け入れを予定している。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

九州電力 リリース
http://www.kyuden.co.jp/press_h171016-1.html

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