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NEDOがバイオマスエネルギーの事業性評価に2テーマを採択

  • 2017年7月15日
  • エネクトニュース
地域の特質を活かしたシステムの事業性評価を
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」)は7月10日、バイオマスエネルギーの利用拡大に向けて、新たな2テーマを事業性評価に採択したと発表した。

バイオマスエネルギーには木質系、湿潤系、都市型系、混合系などさまざまなタイプがあり、それぞれ効率の高いエネルギー変換技術を開発するだけでなく、エネルギー源の安定的な供給から得られた熱や電力の消費まで、地域の特質を活かしたシステムを構築する必要がある。

今回採択されたテーマの一つは北海道エア・ウォーター株式会社のシステム。食品加工工場の残渣や汚泥、植物工場や商業施設からの生ゴミ、家畜の糞尿などから得たガスをエネルギー源として、大規模植物工場や周辺農家へ熱や電気の供給を行う。

三重県では鶏糞メタンガスを用いた事業が
もう一つのテーマは三昌物産株式会社と三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社によるシステムで、三重県で事業性評価が実施される。

このシステムでは未利用の鶏糞を集めて発酵処理でメタンガスを生成、ガスエンジン発電機を駆動する。システムは分散型で、得られた電力や温水は鶏舎の照明や卵の洗浄に利用、購入する電力や熱を代替する。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

NEDO リリース
http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100796.html

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