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豊田通商が愛媛県初の木質バイオマス発電所を竣工

  • 2017年11月7日
  • エネクトニュース
愛媛県松山市で、2018年1月から営業運転開始
豊田通商株式会社(以下「豊田通商」)は11月6日、傘下の株式会社エネ・ビジョンを通じて、松山バイオマス発電所を竣工したと発表した。営業運転は2018年1月に開始の予定だ。

エネビジョン社は豊田通商を中心にヤンマー株式会社ほか2社が参画、2015年1月に設立された。

愛媛県は7割にあたる約40万ヘクタールに森林が広がっている。同社は木質バイオマス発電によって林業やチップ加工業などを活性化し新たな地域雇用を生み出し、環境負荷の低いエネルギーの地産地消に貢献していく方針だ。

発電出力12.5MW、一般家庭消費量の2万4000世帯分
経済産業省のエネルギーに関する長期ビジョンでは、2030年に日本の電力の22%~24%を再生可能エネルギーで賄うことを目標としている。木質バイオマス発電では従来は使用されていなかった森林整備で伐採された端材などを燃料に利用する。

新発電所では未利用材などから加工されたチップと輸入されたパーム椰子殻を燃料として用いる。出力12.5MWで年間予定発電量が8万7000MWh、一般家庭の電力消費量に換算して約2万4000世帯分に相当する発電を行う見込み。得られた電力は小売電気事業者に売電する。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

豊田通商 リリース
http://www.toyota-tsusho.com/

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