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トリナ・ソーラーが2016年第1四半期の業績を発表

  • 2016年6月7日
  • エネクトニュース
アメリカ、中国、インドの主要市場における需要が牽引し出荷量が増加
太陽光モジュールの製造などを手掛けるTrina Solar Limited (以下、トリナ・ソーラー)は2016年3月31日締め第1四半期の決算報告(未監査)を発表した。

それによると、トリナ・ソーラーの2016年第1四半期におけるモジュールの総出荷量は前期比19.9%減、前年同期比38.7%増の1,423.3MWだ。内訳は、社外への出荷が1,370.4MW、トリナ・ソーラー自身の下流部門における発電事業プロジェクトへの出荷が52.9MWとなっており、アメリカ、中国、インドの主要市場における需要が増加、戦略変更が行われたヨーロッパにおける出荷量も2倍に増加している。

売上高は前期比15.1%減、前年同期比46.4%増の16.9百万ドルで、昨年から大きく伸びている。なお、出荷量と売上高の前期比減は主に季節的な要因に帰するものとされている。

営業利益、粗利益、純利益も昨年から上昇
営業利益は前期比44.9%減、前年同期比53.7%増の44.8百万ドル、粗利益は前期比23.8%減、前年同期比39.2%増の139.7百万ドル、普通株主に帰属する純利益は前期比36.1%減、前年同期比91.3%増の26.6百万ドルとなっており、特に純利益は昨年から大きく上昇する結果となった。

2016年第1四半期はオランダのセル工場買収、タイにおける高効率Honeyモジュールの大量生産方式工場の稼動開始など、海外での生産能力拡大を推進してきた。2016年第2四半期には1.50GW~1.60GW、2016年度通年では6.30GW~6.55GWのPVモジュールを出荷する予定となっている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

Trina Solar Limitedニュースリリース
http://www.trinasolar.com/jp/about-us/newinfo_1109.html

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