岡本翔子の星占い 【牡牛座】5月の運勢「生きているだけでは十分ではない」

牡牛座

4月20日〜5月20日生まれ

Just living is not enough… one must have sunshine, freedom, and a little flower.
「生きているだけでは十分ではない。だれにも日の光と自由と小さな花が必要」

　木々の緑、さわやかな風、気持ちいい五月晴れの季節です。太陽が天の牡牛座で輝き、心も体もゆっくりと開かれていきます。安全な道ばかり歩いていたのではつまらない。今月はちょっと冒険してみたい気分です。

　このメッセージは『人魚姫』や『マッチ売りの少女』などで有名な童話作家、アンデルセンが残した言葉。せっかくの幸運期です。ただ日々をやり過ごすだけではなく、外に出て陽の光を浴び、自由を満喫せよということなのでしょう。

　自由と革命の星と呼ばれる天王星が牡牛座を去る前に、思い切った変化を楽しんでみたい期間。仕事も生活も「このままでいい」と思わず、“変わる勇気”を持って前に進んでみましょう。

　特に5月後半は転職や引越、独立など、環境を変える試みにも星が味方します。前から「今のままじゃだめだな」と思っていた人は特に、小さな一歩を踏み出すとよい流れに乗れそうです。

　ただし何か行動を起こす際には、家族の理解を得ること。それには事前の根回しも必要です。快く応援してもらえるように心を尽くしてみて。家庭内にいざこざがあるとエネルギーを取られて決断力が弱まるからです。

5月13日近辺は予期せぬ出来事が?

　満月5月13日近辺は、仕事や対人関係などで予期せぬ出来事がある人も。GWの疲れが出やすい頃でもあるので、健康管理にも気を配りたい期間です。

　月末は金銭問題が浮上!?　安易なキャッシングなどせず、節約して乗り切ってください。

月が導くあなたのターニングポイント

月が天の牡牛座を運行するのは5月25日未明〜5月27日未明まで。目的を持って何かを達成したい、人生の方向づけをしたいと願うのなら、この期間中に小さなアクションを。また会いたい人に連絡を入れる、自分にちょっとしたご褒美をあげるのにもよい日です。さっそくスケジュール帳のその日づけに印をつけて、夜空で輝く月を味方につけてください。

岡本翔子（おかもと しょうこ）

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。

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文＝岡本翔子
イラストレーション＝INEMOUSE