台湾で大人気の文鳥占い(鳥卦)に、東洋の占星術「十二太歳宮理論」に基づく干支の運勢を組み合わせた、悟明老師によるオリジナル占い。全体運、仕事運、財運をお届け!
人間関係に煩わされやすいとき。揉めごと、仲違いなどのトラブルが起きやすく、それらは精神的な大きな負荷になるでしょう。上司や同僚、パートナーといった身近な人々とのコミュニケーションには特に注意が必要です。
これからのひと月、周りとの衝突は、多くのものを失うことにつながります。あなたの言い分が正しくとも、意見を戦わせるのではなく譲歩すること。怒りや敵意をむき出しにするなど、もってのほかです。たとえ不条理な出来事があっても、じっと耐えて淡々とやりすごすようにしてください。
仕事面では、自我を抑え、和を重んじる姿勢を大切に。まっとうな意見を引っ込める必要はありませんが、決して押し通そうとしないこと。チームワークが必要な場面でのスタンドプレーも避けてください。
取引先や上司、同僚に対して腹が立つことがあっても、ぐっと飲み込んで耐えるのが得策。ここで反発すると、いまの立場を失いかねません。あるいは要注意人物のレッテルを貼られたり、陰湿な攻撃の対象になることも。我慢の日々でたまったストレスは、プライベートで上手に発散してください。また、心の疲れを感じたときは、十分な睡眠を取りましょう。
※台湾の占いは旧暦が基本。旧暦と西暦で干支が変わる人もいますが、ここでは西暦での干支でみられるように占っています。
財運面では、人から聞いた情報を鵜呑みにしないこと。特に、リスクを伴う投資に関しては、自分で判断材料を集め、慎重に検討を。また、実家の太さ、貯金額、臨時収入があったことなど、豊かさをひけらかすような話題は避けるようにしましょう。自慢したくなるほどの余剰金がある人は、ゴールドの購入がおすすめです。
開運行動は、エンターテインメントへの積極参加。ライヴ、映画、各種イベントなどの娯楽をおおいに楽しみましょう。ただし、推し活での仲間とは、和気藹々と過ごすこと。間違っても、張り合ったり、対立したりしないように気をつけてください。
この時期、相性がいいのは、子(ねずみ)、辰(たつ)年の人。
距離を置いたほうがいいのは、寅(とら)、亥(いのしし)年の人。
吉方位は、南と東。避けたほうがいいのは、北と西。
ラッキーカラーは、黒と白色。避けたほうがいいのは、ピンク。
多芸多才なオールラウンダー。
好奇心が旺盛で興味関心の幅が広く、琴線に触れるものに出合ったならば、即座にそこへ向かうなど、フットワークも抜群。
少しかじっただけでも、ひと通りの技術や知識を習得してしまう器用さを持ち合わせている点も特徴的です。
ただ、得意分野が多岐に渡るため、ひとつところに留まることをよしとしない側面が。
また、束縛を嫌い、自由気ままに暮らすことを好むため、転職や転居の回数はやや多めかも。
奔放ではあるものの、向上心にあふれ、負けずぎらいな性格ゆえ、自堕落な生活に陥る心配はなさそうです。
人付き合いは良好で、気のおけない友人も多数。
おもてなし上手でもあり、パーティを主催させたなら、本格的な手料理をふるまったり、話題のケータリングを発注するなど、引き出しの多さを発揮し、皆を楽しませることでしょう。
悟明老師(ウーミン ラオシー)
「玄元閣命理」算命師。祖父の代から続く占術家で、一子相伝の奥義を受け継ぐ。占い歴は30年超。台北市の饒河街夜市(饒河街220號の前)での“鳥掛”と呼ばれる鳥占いで人気を博す。現在、夜市では、鳥占いと同じ中華タロットを使った“神人占い”で鑑定中。
文=鷹見紗和子
イラスト=さじきまい