“絶景の中で非日常を味わう特別な場所”をコンセプトに、海の前の最高の立地にこだわったスモールラグジュアリーなホテルであり別荘でもあるのが「UMITO」です。
「UMITO」は全国各地に展開中で、眺望抜群かつ個性豊かな部屋を年間10泊から購入することで、別荘のように利用することができます。さらにほかのエリアの「UMITO」の部屋を相互利用することもできますし、余った日数分はホテルとして貸し出すことで収益を得られる仕組みにもなっています。つまり、一般の人がホテルとして利用することもできるのです。
これまで宿泊がメインだったこの「UMITO」に、シリーズ初となる本格オーベルジュ「UMITO 鎌倉 腰越」が誕生。「UMITO」の特徴である腰越海岸と右手に江の島を望む絶好のロケーションに建つ、3フロアの建物で、1階がメインダイニングでもあるフレンチレストラン「Le RESTAURANT」、2階、3階がそれぞれ1フロアに1部屋ずつの宿泊フロアになります。
レストランにはテラス席、宿泊フロアには露天風呂があるので、暖かくなるこれからの季節は、特にその魅力を存分に堪能できるはずです。
「UMITO 鎌倉 腰越」の中でも注目したいのは、やはり「Le RESTAURANT」。店を仕切るのは「レストランひらまつ 広尾」で料理長を務めた小川大樹シェフです。
小川シェフ自ら近郊の魚市場や地元の無農薬農家を訪れ、厳選した食材を使用。素材本来の味を最大限に引き出した、鎌倉の魅力がたくさん詰まったフランス料理を提供しています。
「私は都内のレストランで8年ほど料理長を務めたあと、UMITOにやってまいりました。こちらでは、これまでの20年に及ぶフランス料理の第一線での経験をベースにして、より自分らしくて、そしてUMITOらしい料理を提供しております」そう語る小川シェフ。
UMITOらしい料理とはどのようなものでしょうか? 季節によってメニューは変わりますが、例えば、この冬提供された「ラングスティーヌのエチュヴェ 小蕪のロースト 地魚のコンソメブイヤベース」のように、海の目の前にあるレストランだからこそ、地魚を使った特徴的な料理を提供したいという小川シェフの思いを体現する料理は「Le RESTAURANT」に足を運ぶ理由のひとつです。
「倉薗牛フィレ肉 カラフルな鎌倉野菜 麹の香る赤ワインソース」のように、日本が誇るブランド和牛と地元の鎌倉野菜を使ったひと皿など、厳選素材に地産地消を織り交ぜた料理をいただけることも「Le RESTAURANT」の醍醐味となっています。
デザートは、例えば「塩原農園の洋ナシ’ゼネラル・レクラーク’ スパイスとキャラメルシブースト」のように、あえて鎌倉産にはこだわらず、全国から厳選したフルーツをフランス発祥の洋菓子と合わせるようなひと品が登場。
アミューズからデセール(デザート)まで、小川シェフの持ち味を存分に発揮した品々を堪能できます。
ワインはマイクロワイナリーで生産されたような、ほかではなかなかお目にかかれない銘柄が多く、ソムリエの方がワインに関して物語を語るかのように話してくれるのも「Le RESTAURANT」の魅力のひとつ。ワインがより愛おしく感じられます。
そして、2階、3階に1部屋ずつの客室は、いずれも全面ガラス張りのファサードから腰越海岸や江の島を望む非日常的な眺望に心が踊ります。
広さは屋内がおよそ120平方メートル、テラスは9平方メートル。広々としたリビングルームは、ソファにローテーブルが並ぶリラックスできるスペースと、おやつタイムやコーヒーブレイクなどダイニングに最適なスペースに分かれ、使い勝手も抜群です。
ベッドルームが2部屋あるのも特徴で、それぞれセミダブルベッドが2台ずつ設置されています。
さらにエキストラベッドも2台用意され、最大6名まで宿泊が可能。
ベッドルームはいずれもバスルームやシャワールームと直結しているため利便性も高く、2家族での利用や仲間同士での宿泊などさまざまな用途に対応できます。
また、各客室にはオーシャンビューのサウナや露天風呂付きのテラスも完備。滞在中は夢のサウナ三昧も実現できます。
テラスにある露天風呂は寒い時期も暖かい時期も、大海原を眺めながら最高の時間を過ごせます。中でも特に春は最もゆっくり楽しめる季節ではないでしょうか。
「UMITO 鎌倉 腰越」について「3棟目にして、初めて理想の棟が完成した」と話すUMITOの堀鉄平社長。
海を間近に感じながら、地元鎌倉の食材を中心とした料理をワインとともに楽しみ、部屋ではチルアウトな時間を過ごせるスモールラグジュアリー。「UMITO 鎌倉 腰越」で魅惑のショートトリップを気軽に楽しんでみては?
UMITO 鎌倉 腰越
所在地 神奈川県鎌倉市腰越3-12-16
電話番号 0467-55-8084
0120-511-098(宿泊予約専用)
予約専用電話の受付時間 土・日曜、祝日をのぞく9:00〜18:00
https://hotel.umito.jp/kamakura-koshigoe/
文・写真=石川博也