公園再生事業によって昨年リニューアルを果たした都立明治公園。都心にありながら抜けの良い開放的な環境に囲まれたこの園内に、2024年4月12日(金)一軒家のレストランがオープン! それが“食を通じてサステナブルを考える”レストラン「ナチュール トウキョウ」です。
2021年にハワイのワイキキにオープンした「ナチュール ワイキキ」の新業態となるこのレストランが謳うのは、レストランの繊細さとビストロの気軽さを併せ持つユーズフルダイニング。
「ナチュール ワイキキ」ではコース料理が主体ですが、こちらではアラカルトも充実。1Fと2Fの2つのフロアには、料理を作る様子を間近で見られるシェフズカウンターをはじめ、テーブル席、テラス席、バーカウンターが用意され、幅広いシーンで利用できる使い勝手の良さが魅力です。
クリエイティブディレクターを務めるのは、「ナチュール ワイキキ」のエグゼクティブシェフでもある小川苗さんです。
「ナチュール ワイキキでは、環境に配慮した地産食材を使って、その土地の伝統や自然の美しさを伝えるひと皿を通じて、ゲストとともに持続可能な食の未来を考えるレストランを目指してきました。ナチュール トウキョウでも想いはそのままに、お客様がこの地球や自然に対して考えるきっかけとなるような食体験をよりカジュアルに楽しんでいただけるお店にしたいと考えています」そう話す小川シェフ。
ハワイ暮らしが6年目の小川シェフは、現地では自然の魅力に魅了され、その自然を未来につないでいくために料理人としてなにができるのかを考えながら日々料理をしているそう。
「ナチュール トウキョウ」では、ビヨンド ザ “ファーム トゥ テーブル”をコンセプトに、地産地消の思想を深め、「日本食材の新たな魅力の発信」と「持続可能な未来を繋ぐ食体験」を使命に“食を通じてサステナブルを考える”レストランを創造していきます。
それを体現する料理は、サステナブルな日本の食材を使ったフレンチベースで、そこに本家のあるハワイのエッセンスをプラス。メニューにはジャンルの垣根を超えたボーダーレスで自由な料理が並びます。
アルコールドリンクは、50種類以上のナチュールワインと国産ワインが中心です。ナチュールワインはエチケット(ラベル)もかわいいものが多いので、迷ったら自分好みのデザインのエチケットで選ぶのもオススメ。
また、「ナチュール ワイキキ」で親しまれている定番カクテルを日本版にアレンジしたオリジナルカクテルもラインナップ。例えば、「マノアフォール」と呼ばれるウォッカベースのオリジナルカクテルは、ハワイのグアバジュースに加えて、国産いちごなどが入った日本仕様のカクテルです。ふわっと香る花の香りが、公園内のレストランであることを印象付けます。
やさしい味わいで身体にスッと沁み入るような料理をさまざまなシチュエーションで楽しめる「ナチュール トウキョウ」。開かれた環境の中、人として食べたり飲んだりすることの喜びをたっぷりと感じられるレストランなのです。
ナチュール トウキョウ
所在地 東京都新宿区霞ヶ丘町5-7 E棟
電話番号 03-5860-5288
営業時間 11:00〜23:00(L.O.22:00)
定休日 不定休
公式Instagram https://www.instagram.com/nature.tokyo
https://nature-tokyo.zetton.co.jp/
文・写真=石川博也