のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。
きょうの当番は、白央さん。
笹かまぼこにかぎらずですが、かまぼこって玉子とじ丼にしてもおいしい。なんかね、ホッとする味わいなんだ。縁側のある家におじゃましたような、くつろぎのあるおいしさなのです。
・笹かまぼこ:70g
・玉ねぎ:30g
・卵:1個
・ごはん:適量
・刻み青ねぎ:少々
・めんつゆ(3倍濃縮):大さじ1
・水:大さじ3
(1) 笹かまぼこは2センチ幅のななめ切りにする。玉ねぎはスライスしておく。
(2) 鍋に(1)、めんつゆ、水を入れて中火にかけ、沸かしてから2分間煮る。
(3) 溶き卵を入れて好みのかたさにとじて、ごはんにのっけて青ねぎをふる。
しらいのりこさんが紹介されてた親子丼用の煮鍋、あれを買ってからスライドがラクで、きれいに仕上がるもんで嬉しくてね。もっと早く買えばよかった!
おいしいもののっけ隊(隊員2名)
白央篤司(はくおう あつし)
「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/
しらいのりこ
お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko
文・撮影=白央篤司
イラスト=二村大輔