のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。
きょうの当番は、しらいさん。
ソーセージで一番好きなのがチョリソー。今日はアラビアータにのっけて。辛さの共演です。
基本的にアラビアータはトマトだけですが、もちろん少しでも、スキあらば野菜をとりたい中年心が発動し、冷蔵庫にあったきのこを色々入れました。頂き物の箱入りでなんだかかしこまったステキなパスタ。もっちりしてすごくおいしかったです。
・チョリソー:2本
・パスタ(乾麺):100g
・トマト水煮:200g
・にんにく:1片
・赤唐辛子:1本
・イタリアンパセリ(あれば):少々
・塩:小さじ1/2
・オリーブオイル:大さじ1
・きのこ類:100gくらい(エリンギ1/2本、しめじ1/2pc、しいたけ1個)
(1) にんにくは半分に切り、芯をとる。赤唐辛子は種をはずす。きのこ類は食べやすく切る。
(2) フライパンにオリーブオイル、にんにくと赤唐辛子を入れて弱火で熱し、香りがたったら中火にして、チョリソー、きのこ類を入れる。
(3) チョリソーに焼き目がついたらトマトの水煮を入れて、水気が半分くらいになるまで混ぜ、塩で味を調える。
(4) パスタは袋の表示通りに茹で、水気をさっと切って(3)に和える。チョリソーをのっける。
白央さんが昨日ご紹介していた「納豆辣油」は、CREA 2023年冬号贈り物バイブル特集でも掲載されていたもの。おすそ分けいただきました。ものすご〜くおいしかったです。
おいしいもののっけ隊(隊員2名)
白央篤司(はくおう あつし)
「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/
しらいのりこ
お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko
文・撮影=しらいのりこ
イラスト=二村大輔