路地裏にある隠れ家レストランで和洋食ランチに舌鼓♪「神楽坂 和らく」

  • 2025年3月6日
  • ことりっぷ


神楽坂は石畳の小道や坂道に飲食店やカフェ、アートギャラリー、雑貨店などが集まっていて隠れ家的なスポットを見つけるのが楽しいエリア。そんな街にある「神楽坂 和らく」は古民家を改装した和洋折衷の空間で、和食や洋風料理を楽しめるレストラン。神楽坂散策の目的地に、和と洋の絶妙な融合を楽しめるレストランでランチはいかが?
「神楽坂 和らく」は東京メトロ神楽坂駅から徒歩4分、JR飯田橋駅からは徒歩6分の場所にあります。活気ある神楽坂のメインストリートから白銀町方面の路地を入ったところにひっそりとたたずむ、落ち着いた雰囲気のレストランです。
店の入口から左奥へ進むと、そこには洋館のような雰囲気を併せ持つ、不思議な和空間が広がっています。元々高級クラブだったという当時の壁紙はそのままに、新しく設置された畳と朱色のカウンターが居心地のいい雰囲気を醸しだしています。
入口すぐの階段を上がると和室にテーブルと椅子が配された温かみのある個室があり、家族や友人と談笑しながら食事するのにぴったり。元々は麻雀部屋だったというエピソードがある部屋も残っています。
和らくの料理長である岡本さんはフランス料理のレストランで修業した経歴の持ち主。その経験が存分に活かされた店の名物、ほろほろの牛タンシチューを気軽にランチで楽しめるのが「名物牛タン江戸味噌シチュー御膳」(2600円)です。
赤ワインとデミグラスソース、そしてさっぱりとした甘さが特徴の江戸味噌を合わせたシチューで8時間煮込んだ牛タンはやわらかく、口に入れた瞬間ほろりととろけてしまいます。
シチューにかかる白いソースは生クリームではなく、ジャガイモをペーストにしたピューレ。江戸味噌の風味を邪魔しないこだわりです。
ランチメニューでは、旬の海の幸と山の幸が盛られた「白木御膳 ~庭園~」(3200円)もおすすめです。鮮魚のお造りやトマトを桃のリキュールにひたした漬物など、季節の食材を使ったこだわりの料理を少しずつ楽しめ、メインの料理は魚、豚、鶏から選ぶことができます。
この日の魚料理はアコウダイの江戸味噌焼き。風味豊かな江戸味噌を塗りこんで、皮までパリパリに焼きあげた魚は余すことなくおいしくいただけます。佐渡から仕入れているという粒の立った白ご飯とも相性抜群。素材のおいしさを存分に感じながらいただきましょう。
御膳の最後には、デザートの和三盆生ぷりんが待っています。とろとろすぎて瓶に入れないと形が崩れてしまうほどなめらかな食感。香川県産の和三盆を使った繊細な味は、コーヒーにもよく合います。
古民家ならではの温かみのある空間で和と洋の出会いが感じられる「神楽坂 和らく」。今度の休みは神楽坂へ出かけてみてはいかがでしょう。

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