ガラス張りの向こうに生い茂る緑がまぶしく映る「café518」。鎌倉の街並みにとけ込むようにたたずむホテル「鎌倉青山（せいざん）」の1階ロビーに併設していて、宿泊しなくても利用できる素敵なカフェです。緑の深淵に足を踏み入れたかのような落ち着いた広々とした空間でほっと一息ついてはいかがでしょうか。
静かな鎌倉の御成町の一画に建つホテル・鎌倉青山の中にある「café518」。3階建ての建物のまわりを木々が覆い、スタイリッシュでありながらも鎌倉らしさを感じます。エントランスにもテラス席があり、鎌倉の街の様子を肌で感じながら愛犬と一緒に過ごすことができます。
ホテルのフロントカウンターの反対側に、広々としたカフェスペースが広がります。鎌倉駅に近いエリアとは思えないほど静かで、ゆったりとした時間が流れます。
長いカウンターテーブルの向こうは桂の木の並木道になっていて、春先から夏にかけては青々とした葉が生い茂り、秋になると黄金色に輝く紅葉で魅了します。桂の葉っぱは丸みを帯びたハートの形をしていることから、この並木道で撮影をするカップルも多いのだそう。
そんな木々を眺めながらこのカウンターで「抹茶ラテ」や「カプチーノ」（650円）をいただくのは、観光客で賑わう鎌倉の雑踏とは無縁に過ごせる貴重なひとときに。散策途中に立ち寄って休憩するのもおすすめです。
朝は7時30分からオープンしていて、ランチはもちろんのことモーニングでの利用も人気です。3種類のスープが用意される「選べるスーププレート」は具沢山のスープにふかふかの丸パン、サラダとデリの付くボリューム満点のセット。お腹も心も満たされますよ。
スープは定番のミネストローネと季節のスープ2種類のあわせて3種類の中から選びます。スプーンを入れると具材がゴロゴロとしていて驚くほど盛り沢山です。
ミネストローネスープは、さいの目にカットしたトマトやカボチャなどの野菜が9種類、さらにひよこ豆やいんげん豆などの4種類の豆も加わります。沢山の柔らかくなるまでぐつぐつと煮込んだ優しい味わいです。
デザートには「自家製カスタードプリン」のほか、京都にお店を構える「都松庵 ひとくちようかん」といった和菓子もドリンクと一緒に楽しめます。厨房で焼く「自家製スコーン」はプレーンと季節のスコーンの2種類。ジャムとマスカルポーネクリームをたっぷりつけて召し上がれ。
ロビーにはアパレル小物から各分野で活躍するアーティストの作品などを集めたショップもあり、思わぬ鎌倉のお土産に出会えることもあります。期間限定のポップアップストアやイベントも随時開催しているので、ぜひのぞいてくださいね。
