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美しい日本の伝統文化、飴細工に挑戦♪ 花川戸の「浅草 飴細工 アメシン」へ

  • 2024年2月12日
  • ことりっぷ


平安時代に日本に伝わり、今も伝統技術が引き継がれている美しい飴細工。冷めると固まってしまう飴を、温かいうちに和ばさみと手で素早く造形していくのは、まさに見事な職人技です。そんな飴細工を初心者でも体験できるのが「浅草 飴細工 アメシン」。日本随一の技術を誇る伝統飴細工専門店をご紹介します。
一説には、平安時代に日本に伝わったとされる飴細工。江戸時代には、職人が町で売り歩き、庶民に広く親しまれた伝統文化です。飴細工の技術は詳しい文献などはほとんど存在していないそうですが、繊細で美しい造形は、職人の技とセンスによって脈々と受け継がれてきました。
近年では、「浅草 飴細工 アメシン」がオープンし、飴細工の専門店として、伝統技術の保持や、さらなる発展を目指して日々活動しています。
「浅草 飴細工 アメシン」の花川戸店は、最寄りの浅草駅から徒歩5分ほど。仲見世界隈の喧騒から離れた静かな場所にあります。
店内には、和柄のうちわを模したものから、かわいい動物などをかたどった立体のものまで、さまざまな飴細工が並んでいます。なかでも、金魚の飴細工が有名で、涼し気な色合いや、まるで泳いでいるようなしなやかなラインがとても美しいです。
また、入口近くには、見事な龍の飴細工も。こちらは非売品ですが、このような、さらに凝ったデザインの飴細工もオーダーメイドで制作しているそうです。
こちらの花川戸店では、飴細工の購入だけでなく体験することも可能。作るのはうさぎで、所要時間は1時間半から2時間ほどです。
飴細工は、90度くらいまで熱してやわらかくした飴のかたまりに、和ばさみで切り込みを入れながら、手で形を整えて作っていきます。ただ、飴は冷めると固まってしまうので、数分で造形をしなければいけないのがポイントです。
本番の前に、まずは練習を。最初に、2か所、細長く切り込みを入れて、ピンと立てて耳を作ります。続いて、前足、しっぽ、後ろ足。でも、飴が固まる前に手際よくどんどん進めるのは思った以上に難しくて、なかなか職人さんが見せてくれたお手本のようにはいきません。
でも、練習を2回してからの本番は、少しだけ慣れてきて、初めは切るだけで精一杯だった耳や足を丸くしたり、跳ねているシルエットに整えることもできて、うさぎらしいフォルムに。目、鼻、口、耳を赤く描いたら、出来上がりです。
出来上がったうさぎを撮影するのに、バックに入れるシートも貸してもらえます。模様は何パターンかありますが、このような波の模様を入れると、いなばの白うさぎのような仕上がりに。
さらに、練習の時のうさぎたちと並べて撮るのもおすすめ。だんだんとうさぎが進化(!?)していく変遷がわかって、おもしろい写真になりますね。
体験の2回目以降は、犬や猫の飴細工に挑戦することもできるそう。古くから引き継がれてきた美しい飴細工を、「浅草 飴細工 アメシン」でつくってみませんか。

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