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クラシックな洋館で本場のガレット&クレープが味わえる大阪・難波の「クレープリー・アルション」

  • 2024年1月14日
  • ことりっぷ


難波の千日前通から1本北にある裏通りで1999年に誕生したガレット&クレープの専門店「クレープリー・アルション」。長きにわたり開店前から行列ができる人気店です。黄色の外壁とレンガによるフランスらしい洋館は、1952(昭和27)年に建てられたもの。クレープやガレットも「本場の味を再現したい」と、フランス産の小麦粉や香り高いことで有名なフランス産エシレバターなどを使っているので、大阪・難波にいながらフランスの味をいただけます。
大阪メトロ御堂筋線なんば駅からも、大阪の観光名所・道頓堀からも徒歩すぐの場所にある「クレープリー・アルション」。フランスの国旗がはためく黄色い洋館は、レンガ調の壁やステンド硝子の小窓が印象的で、まるでフランスの街角にある建物のよう。雑居ビルが密集する難波の街で異彩を放つ存在です。
「フランスではじめて口にした本場のクレープと、日本の街角で食べたことのあるクレープ。あまりの差に驚愕したときから、フランスの、あの本物の味を伝えたい」とお店を立ち上げたそうです。
扉を開けてすぐ、1階はオープンキッチンのみ。客席は2階と3階、そして12時以降に開放する地下1階の3フロア。内装はフランスのクレープリーをイメージしています。
2階と3階にはベンチソファーがあるので、ゆっくり過ごせそう。地下1階は窓がない分、隠れ家のような雰囲気が漂います。
階段の手すり、壁にあしらった葡萄やリボンをモチーフとした細工は建築当時の職人さんがフランスをイメージしてひとつひとつ手で彫り上げたこだわりのもの。今ではもう作ることができない貴重なものだそうです。
そば粉を使ったお惣菜クレープが「ガレット」。定番が7種、月替わりが3種の計10種が用意されています。
どれにするか迷ったら、フランス・ブルターニュ地方の郷土料理であるハムと卵のガレット「コンプレ」を。そば粉の生地でスイスのグリュイエールチーズと卵、ハムを四角く包んでいます。
ガレットに使うそば粉は、サクッとして香りのよいガレットを作るために試作を繰り返して厳選。そば本来の風味を引き出すために玄そばを石臼挽きにしたそば粉は、粘り強く香り高く、包んだチーズやハムを引き立たせています。
フランス産小麦粉を使用したクレープは、薄いのに外側はパリッと香ばしく、中はもっちりとした旨味が感じられるのが魅力。クラシックなフランス定番の味が6種、アルションオリジナルのスペシャルクレープが4種から選べます。
クレープとドリンクのセットは1280円~。ドリンクはフランス産の紅茶やフランス直輸入のリンゴの発泡酒・シードルなど計12種から選べます。
スペシャルクレープは、折りたたんだクレープの生地の上にフルーツやアイスクリーム、チョコレートなどを贅沢にトッピングした、皿盛りのパフェのようなスイーツ。定番メニューのベリーミルフィーユは、クレープの上にバニラジェラードをサンドしたサクサクのパイをのせ、たっぷりの生クリームをトッピング。ベリーのジェラートが添えられています。
ベリーのソースは別添えされているので、ジェラートやクレープと絡めながらいただいてくださいね。
「クレープリー・アルション」はテイクアウトもできます。
焼きたてのクレープ、生クリープたっぷりの冷製クレープのほか、ガレットもテイクアウトできます。建物の北側にある専用窓口からオーダーしてください。
迷ったとき、お店がイチオシしているのは、フランス産エシレバターとお砂糖のクレープ。フランスの発酵バターであるエシレバターは、香りの良さが有名。フルーツも生クリームも使わないシンプルなクレープですが、驚くほど芳醇な、豊かなおいしさが口いっぱいに広がります。
アルションのクレープがおうちで再現できる小麦粉も販売。小麦粉はこだわりのフランス産小麦粉を使用。風味、挽き方、粒子の大きさなど、国産のものとは違い、しっかりとした風味と甘味を感じることのできる小麦粉なので、おうちでクレープパーティーをしてみては?
扉を開けると、界隈と切り離されたような気分になれる「クレープリー・アルション」。にぎやかな大阪・ミナミで、フレンチシックなティータイムを過ごすギャップを楽しんでみてくださいね。

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