横浜名物シウマイでおなじみの崎陽軒。お弁当のイメージが強いですが、横浜の本店には本格的なアフタヌーンティーが楽しめるティーサロンがあるのをご存知ですか？ 毎月メニューが変わり、価格もリーズナブルとあってリピーターが続出。ホテルのような優雅な空間で、贅沢なティータイムが過ごせます。
横浜駅東口から徒歩1分。横浜中央郵便局の隣に「崎陽軒本店」はあります。横浜駅構内の地下街ポルタからも入ることができ、アクセスは抜群。ビルの中には、中国料理やイタリアン、ビアホールなど4つの飲食店のほか、シウマイ弁当などの定番製品が買えるショップや、チャペルのついた結婚式場まで用意されています。
1階は吹き抜けとなっており、まるでホテルのロビーのよう。正面入口からすぐの場所で出迎えてくれるのが、今回ご紹介する英国式ティーサロン「アボリータム」です。店名は「南国の園」「植物の育つ温室」という意味。アジアとヨーロッパが融合したコロニアルスタイルの優雅な空間が広がります。
深みのあるグリーンを基調としたインテリアも素敵。座り心地のいいチェアやソファがゆったりと配されており、大人の落ち着きが漂います。横浜駅地下街から直結という利用しやすい場所柄、商談に使われることも多いのだとか。外のにぎやかさから一線を画す、隠れ家的な雰囲気が魅力です。
ここを訪れたらぜひ味わいたいのが、毎月メニューが変わるアフタヌーンティーセット。ドリンク込みで2200円というリーズナブルな価格で、本格的なアフタヌーンティーが楽しめます。数量限定の人気メニューのため、事前に予約しておくのがおすすめ。土・日曜、祝日をはじめ、平日もオーダー可能ですよ。
上段のトレーは、季節のフルーツなどを使った3種類のスイーツ。毎月内容が変わるので、訪れるたびに違う味が楽しめます。中段はココット料理とプレーンスコーン、下段はサンドウィッチ。しっとりとしたスコーンには、メープルシロップのほか、苺のジャムとマスカルポーネクリームが添えられています。
甘いスイーツだけでなく塩味の軽食もバランスよく取り入れられており、食べていて飽きることがありません。一般的なアフタヌーンティーと比べてボリュームは控えめですが、満足度が高く、ランチとして利用する人も多いといいます。
ショートケーキやチーズケーキ、サンデーなど、アフタヌーンティー以外のデザートメニューも充実。紅茶はもちろん、中国茶、フレーバーティー、コーヒーなど豊富なバリエーションの中からドリンクが選べるお得なセットもあります。
どれにするか迷ったときは、ダージリン、セイロン、アッサムの個性を調和させたアボリータムオリジナルのブレンドティーをどうぞ。差し湯もしてもらえるので、ゆったりとしたティータイムが過ごせます。コーヒーがおかわり自由なのもうれしいですね。
ティーサロンでひと息ついた後は、同じ1階にある本店ショップにも立ち寄って。1928（昭和3）年の発売以来、変わらぬレシピで提供する名物のシウマイをはじめ、オリジナルグッズなどが購入できます。
シウマイ弁当のパッケージがプリントされたお弁当箱は、2023年2月に発売されるやすぐに完売した人気グッズ。ユニークな横浜みやげとしていかがですか？
「アボリータム」をはじめ、気になるレストランやショップが集まる崎陽軒本店。横浜が誇る老舗で、素敵な時間を過ごしてくださいね。
