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「菓子店kinari」のお菓子をおめあてに。四季を感じられる自然豊かな名古屋・鶴舞公園を散策

  • 2023年10月17日
  • ことりっぷ


名古屋市中心部にある鶴舞(つるま)公園が、2023年5月からリニューアル。園内の3つのエリアに飲食店やテイクアウトのショップなどが続々とオープンしました。話題のお店が集まるなかでも、7月にオープンした「菓子店kinari」は毎日完売が続く人気店に。やさしい甘さのケーキや焼菓子と、季節を豊かに感じる自然の彩り。魅力いっぱいの鶴舞公園に出かけてみませんか。
桜の名所として知られる鶴舞公園。JRと地下鉄の駅からすぐのアクセスのよい立地で、多くの人が集まるお花見の時期をはじめ、イベントや散策、写真撮影などさまざまな目的で一年を通して親しまれています。「菓子店kinari」がオープンしたのは、鶴舞公園の正面入ってすぐのarea1のA棟2階、園内の木々を窓の外に臨む一角です。白い壁がさわやかな印象の店内は、明るくナチュラルな雰囲気でまとめられています。
「菓子店kinari」を営むのは、これまでイベントやマルシェへの出店でファンを増やしてきた酒井優希さん。お菓子づくりが好きで製菓学校へ進んだ酒井さんは、ジャパンケーキショー東京2014のジュニア部門で金賞を受賞した実力派。その後も、スイーツ店や人気のカフェなどで経験を重ね、腕を磨いてきました。
店名の〝kinari〟は、漂白する前のやさしい色〝生成り〟から。素材そのものの自然な味や色合いを大切に、やさしい甘さのお菓子づくりを心がけています。生ケーキは、定番のショートケーキやミルクレープを中心に毎日6種類ほどがラインナップ。午前中で完売してしまうこともあるそうですが、作り足しはせず、その日に用意した分だけを売り切るスタイル。新鮮なできたてのケーキをおいしく味わってほしいという思いからです。
「最後までおいしく食べきれるケーキにしたいので、やさしい甘さを心がけている」と、酒井さん。きび糖を使ったり、素材の組み合わせでも工夫したりしているそう。フルーツを使うのは、一番おいしい旬の間だけ。同じ園内にあり新鮮な野菜や果物がそろう「D-MARKET」の担当者のおすすめも参考にしながら仕入れ、フルーツにあわせたケーキのイメージを膨らませているそうです。
一番人気のレモンケーキをはじめ、クッキーやパウンドケーキなど焼菓子も豊富。2000円以上購入するとロゴ入りの巾着が付くので、そのまま手みやげにしても喜ばれそうです。誕生日や記念日などにうれしいオーダーケーキの依頼も受け付けているので、これまでの制作例などを参考にしながらイメージを伝えてくださいね。
店内でのイートインは、中煎りのオリジナルブレンドコーヒーや有機紅茶など厳選したドリンクとともに。生ケーキはもちろん、焼菓子もいただけますよ。
鶴舞公園は、1909(明治42)年に名古屋市が初めて設置した公園で、近代フランス式の洋風庭園と廻遊式の日本庭園とを合わせもつ和洋折衷。バンテリンドームナゴヤ5個分以上にあたる約24haもの広い敷地内に、広場や池、グラウンドや図書館、国の有形文化財に登録されている名古屋市公会堂などさまざまな施設を備えています。1918(大正7)年から19年間は、動植物園もあったそうですよ。
約700本のソメイヨシノや約1400本のバラ、ハナショウブなど多様な花々が園内で見られるので、訪れるたびに違った景色に出合えるのも魅力。モミジやイチョウなど赤や黄色に色づく木々もあり、紅葉の時期も楽しめます。
園内の商業施設〝ツルマガーデン〟には「菓子店kinari」のほかにもマルシェや飲食店などさまざまなお店が集まっているので、散策途中のひと休みにぴったり。名古屋市の都心部で豊かな自然と楽しみに出合える鶴舞公園へ出かけて、ゆったりとした一日を過ごしてみませんか。

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