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下北沢の「Curry Spice Gelateria KALPASI」で香り高い南インドカレーとスパイスジェラートを

  • 2023年7月26日
  • ことりっぷ


「予約が取れないカレー店」として有名な千歳船橋「Kalpasi」のオーナーが手がけるカレーとジェラートの専門店「Curry Spice Gelateria KALPASI」。千歳船橋店は完全予約制、さらに連日満席とあって、人気店の味を気軽に味わえると評判を集めています。多種多様なスパイスを使ったカレーは常時3種類。副菜も充実したプレートで味わえ、さらにスパイスを使ったジェラートも人気です。華やかな香りのスパイスカレーとジェラートを味わいに、出かけてみませんか?
下北沢駅中央口から徒歩3分。下北沢南口商店街を進み、少し細い路地を入っていった先に「Curry Spice Gelateria KALPASI」はあります。こちらは千歳船橋のカレー・スパイス専門店「Kalpasi」の姉妹店。本店は完全予約制・コースのみですが、下北沢店は予約なしで気軽にカレーが楽しめると人気を集めています。
店内はカウンターのみの12席。店内にはさまざまなスパイスの香りや香り米の炊ける匂いなど、食欲を誘う香りが漂っています。
店名の由来はスパイスの「カルパシ」(写真上)から。木の皮につく地衣類でキノコを熟成させたような独特の香りがする、日本では手に入りにくい幻のスパイスだそうです。
キッチンにはカレーやジェラートに使用される、約50種類ものスパイスが並んでいます。この中からさまざまなスパイスを使って、カレーやジェラートを作り出しています。定番となるカレーがなく、旬や季節で内容を変化させていくというスタイルのため、使用するスパースもさまざま。1つのカレーには10種類以上のスパイスを使っているそうです。
カレーは旬や季節に合わせて内容が変わり、豆・野菜が1種、肉が2種の全3種類が用意されています。ベジ+ミート、ミート+ミート、または3種すべてのいずれかを選びます。トッピングも充実。青唐辛子ピクルスや温玉、パクチーなどが100円から追加できます。
この日はカレー3種をオーダー。プレートにはカレーに加え、副菜5種と漬物2種も一緒に盛り付けられていて、見た目も華やかです。
この日のカレーは、季節の野菜を使った「サンバル」、ココナッツミルクやタマリンドとチキンの「ケーララ チキン」、ブラックペッパーを主体にしたオリジナルガラムマサルを使った「ポークペッパーマサラ」の3種。それぞれの素材に合わせてスパイスや調理法が違うため味わいもさまざま。野菜カレー「サンバル」はさっぱりとしてやや甘口、「ケーララ チキン」はまろやかでコクがあり、「ポークペッパーマサラ」は爽やかで香り高い味わいと、三者三様でした。
副菜もバラエティ豊かで見逃せません。赤タマネギや大根、水菜、里芋などなじみ深い食材を使っていながらもスパイスがふんだんに使われ、斬新な味わい。ココナッツのふりかけ「ポルサンボル」がいいアクセントになります。
お米はジャスミン米、バスマティ米、黒米をブレンドしたもので、香り高くカレーによく合います。上にはトマトなどを煮詰めたチャツネとレモンのピクルスも載っています。
まずはそれぞれを味わい、辛さや甘さ、酸味などを堪能したあと、最後はすべてを混ぜ合わせて食べるのがおすすめだと言います。
「Curry Spice Gelateria KALPASI」のもうひとつの名物がジェラート。メニュー表にはさまざまなスパイスを使ったユニークなテイストが並びます。常時8種類がラインナップされ、メニューは不定期で変わります。
今回は特に人気が高いというカルダモンマスカルポーネラッシーと花椒ショコラーデをオーダーしてみました。カルダモンマスカルポーネラッシーは、まずカルダモンの爽やかな香りが鼻を抜け、その後にマスカルポーネとラッシーのまろやかな風味が口の中に広がります。一方の花椒ショコラーデはピリリとした刺激とチョコの甘さが絶妙にマッチした味わい。オープン以来不動の人気フレーバーなのだそうです。どちらもほかでは出会えない斬新な味わいですが、不思議とクセになり、どんどんと食べ進めたくなるおいしさです。
一風変わったラッシーもあります。ラッシーに自家製の塩麹を加えた一杯で、後味にほのかな塩気を感じます。汗をたくさんかく、夏の暑い時期にぴったりのドリンクです。
暑さで夏バテ気味な体を元気にしてくれる「Curry Spice Gelateria KALPASI」のスパイスカレーとジェラートで、この夏を元気に乗り切ってみては?

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