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浅草にもスカイツリーにもほど近い 「ショコラティエ川路」で、和テイストの美しいチョコレートを

  • 2023年1月24日
  • ことりっぷ


浅草と東京スカイツリーの間にある路面店、「ショコラティエ川路」。川路さんは、修業先のフランスで、日本人ならではの 「おもてなしの心」や「手先の器用さ」 などを改めて感じて、日本人の自分だからこそ作れる和のチョコレートを世界に発信したいと思ったそうです。川路さんが作り出す「吉祥文様」や葛飾北斎の浮世絵を取り入れた美しいチョコレートをご紹介します。
「ショコラティエ川路」は、浅草と東京スカイツリーの間にある路面店で、最寄りは本所吾妻橋駅。墨田区の街並みになじむ和テイストのお店です。
ショコラティエの川路さとみさんは、このお店を2017(平成29)年にオープン。店内にあるショーケースには、たくさんの美しいチョコレートがずらりと並んでいて、目を奪われます。
川路さんは、もとは「東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ」でパティシエをしていましたが、一念発起、ショコラティエをめざしてフランスへ。
日本を離れたことで、日本人ならではの 「相手を思いやるおもてなしの心」 「一流を追求しつづける姿勢」 「手先の器用さ」 などを改めて感じたとのこと。
帰国後、「和光チョコレートショップ」での勤務を経て独立、日本人の自分だからこそ作れる和のチョコレートを世界に発信したい、そんな思いで、日々、チョコレート作りに励んでいるそうです。
メインは2.5cm×2.5cmの四角いチョコレート。その小さなスペースで、さまざまな世界が表現されています。
古来、日本で幸せを届けるとされてきた「吉祥文様」の絵柄も、十数種類ラインアップ。お店のロゴのモチーフにもなっている「七宝(しっぽう)」は、円満・幸せの連鎖・子孫繁栄などを表しているそうです。
ほかにも、恋愛成就の「矢羽根」、新春・出産祝いの「若松」、健康の「麻の葉」、不老長寿の「市松」、家庭円満・平和の「青海波(せいがいは)」など、いろいろ。好みの味で選ぶのもいいですが、プレゼントなら、その文様が表す意味で選ぶのもおもしろいですね。
また、葛飾北斎を生んだ墨田区という土地柄、「北斎チョコレート」もあります。希少なホワイトカカオを使った「神奈川沖浪裏」、ローチョコレートを使った「赤富士」。北斎の浮世絵を取り入れたチョコレートは、まさにアート作品のようです。
バレンタインに合わせて登場するハート形の「プラリネ」は、ヘーゼルナッツ本来の風味を生かしたプラリネを使ったチョコレート。濃いめの赤でビジュアルもかわいいです。
新商品の「ショコラテリーヌ」は、エクアドル産のオーガニックチョコレートを使い、蒸し焼きにしたチョコレートケーキ。 常温でも、冷やしてもおいしいそうです。
そのほか、「オレンジピール」「シャンパントリュフ」「ムスカディーヌ」なども。なかでも、「ムスカディーヌ」は、なつめの実の形を模したフランスの伝統チョコレート、プラリネガナッシュをムースにしたもので、人気商品です。
ひとつひとつ見ていくと、川路さんが、沼にはまってしまったというチョコレートの奥深さを感じます。
チョコレートの柄にも取り入れられている「七宝」のモチーフは、お店のロゴとして店頭幕にもあしらわれています。
「七宝」のもつ円満や幸せの連鎖という意味を大切に、川路さんが作るやさしい味わいのチョコレート。バレンタインやプレゼントとして、自分へのごほうびとしてぴったりなので、ぜひ立ち寄ってみましょう。

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