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かわいらしいうさぎに出会える神社で、兎年の幸せを祈りましょう♪名古屋・大須「三輪神社」

  • 2023年1月2日
  • ことりっぷ


名古屋・大須にある三輪神社は周辺の地名の由来にも関わる由緒あるお社。うさぎとの縁も深いことから、近年はかわいらしい御朱印や授与品で「うさぎの神社」としても親しまれています。2023年は兎年ということもあり、新年には珍しい御朱印なども用意されるとか。日頃の感謝と一年の幸せを祈り、愛らしいうさぎからも福を頂ける神社へおまいりして、清々しい気持ちで新しい年を始めましょう。
三輪神社があるのは、買い物や食べ歩きを楽しむ地元の人や観光客などでにぎわう大須の一角。この地に、元亀年間(1570~1572年)、大和三輪山の大物主神(大国主神・大黒様)をお祀りし創建されたと伝えられています。朝早くにはお散歩途中の人がおまいりしたり、午後や休日には大須を訪れた若者が集まったりと、多くの人に親しまれているお社です。
おまいりに訪れた人がまず目にする鳥居。こちらの鳥居はとても珍しい形で三輪鳥居または三ツ鳥居と呼ばれています。中央の大きな鳥居は一番上の笠木と島木の両端が反り上がって曲線になっている明神鳥居で、その両脇にも鳥居が付いています。3つの鳥居を8の字にくぐる正式な通り方で通ると、ご利益が三倍になると言われていますよ。
三輪神社は尾張徳川家ともゆかりの深い神社です。1668(寛文8)年、三輪神社の境域に京都の蓮華王院(三十三間堂)の長廊にまねて、弓矢の競技「通し矢」を修練する場所である矢場が創建されました。現在でも神社の周辺が「矢場町」と呼ばれるのは、ここに矢場があったことに由来するそうです。江戸時代には歴代藩主から崇敬され、明治時代になってからは尾張藩の十六代藩主義宜公が合祀されました。
こちらの神社の御祭神である大物主神は大国主神と同一と言われています。大国主神は「因幡の白うさぎ」の話で有名な出雲大社の御祭神。うさぎとの縁が深く、三輪神社でも神様のお使いであるうさぎにちなんだ置物などが境内に設けられています。拝殿の前にある石造りの「幸せのなでうさぎ」はなでると幸福を頂けて、なでた部分の痛みを取って頂けるとも言われているので、そっとなでてみてくださいね。
うさぎがあしらわれた授与品も多く、社務所にずらりとそろっています。見上げるような姿が愛おしいうさぎみくじや、袋にうさぎを配したものなどお守りはさまざまな種類があり、新年からは新たな趣向の授与品も続々と登場するそうですよ。また、絵馬もうさぎの顔形で表情を書き込めるようになっているので、境内には思い思いの顔を描いた絵馬がたくさん奉納されています。
女性の宮司さんが手がける御朱印もSNSなどで話題になっていて、これをおめあてにおまいりする方も多いそうですよ。御朱印帖に手描きして頂けるものではうさぎや猫などのかわいい絵柄をはじめ、季節の行事にちなんだその日限りのデザインもあるので、この年この日におまいりしたという大切な記念になりますね。
また、そのまま頂く御朱印としては、刺繡の正月御朱印が頒布されていたり、新年からは繊細な切り絵やあたたかみのある木版画が登場したりと、どれも頂きたくなるものばかり。神様とのご縁をつなぐものとしてずっと大切にしたくなるようなぬくもりや、美しさも備えているのが魅力です。
長い耳で福を集め、ぴょんぴょんと跳ねることで運気を上げるとされるうさぎ。これにあやかって、新しい年の福を頂きたいですね。うさぎにゆかりのある神社へおまいりして、日頃の感謝や新しい年への願いを伝えてみませんか。

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