多様なオリジナルレシピから生まれるスープでめぐる世界の旅♪鎌倉「エキゾチカ」

  • 2022年6月20日
  • ことりっぷ


古くから愛されている世界各地のスープをイメージし、地元の鎌倉野菜や数々のスパイスをたっぷり使ったオリジナルスープが自慢の「エキゾチカ」。トマトベースのネパール風スープをはじめフランスのブイヤベースやアメリカのクラムチャウダーなど旬の素材を使ったオリジナルスープが季節ごとに登場します。鎌倉のエッセンスも漂う世界のスープを、旅するように味わってみませんか?
鎌倉駅にほど近いエリアにお店を構える「エキゾチカ」。以前は鎌倉に近い和田塚で「BAR ONE COUNT」を経営していたオーナーがオープンさせたお店です。早朝のモーニングとランチタイムはおいしいスープのセット、夕方以降はアラカルトがメインのバーになり、訪れる時間によってそれぞれの楽しみ方ができます。
1階の入り口から入って階段で2階へと上がります。明るいグレーをベースにしたお店は高い位置からカーテンが掛かり、シンプルな中にオシャレの要素がたくさん詰まっていて、インテリアの見本にしたくなるほどです。
スタイリストをしているオーナーの奥様が選ぶセンスの良い小物が所々に置かれ、大きな窓の向こうの景色を楽しみながらゆったりと過ごせます。階段にはヨーロッパで買い付けたアンティークトランクが置いてあり、旅に出かけるような気分にもなりますよ。
鶏ガラベースのスープストックを使用した自慢のスープは常時3〜4種類が用意され、季節によって変わります。
スパイシーなトマトスープにパクチーが添えられた「エキゾチカ」はコリアンダーやターメリック、クミンなどのスパイスが効いており、ネパール風のワンタンが入ったこのお店の看板メニュー。数種類の野菜を煮込んで甘みも引き出され、品のいいオリエンタルな味わいです。
アメリカのクラムチャウダーやフランスのブイヤベース、マレーシアの温かいチキンスープのスプアヤム、中国のサンラータンなど世界各国で親しまれている味を独自のオリジナルレシピで作るスープは多国籍。スパイスも豊富に使った異国のスープを味わうのは、ほんのひと時でもその国にプチトリップに出かけたような気分にもなりますよ。
またレンバイ(鎌倉市農協連即売所)で購入する新鮮な鎌倉野菜を使ったスープも種類豊富で、春菊の緑色、ビーツの深いピンク色、バターナッツカボチャのこっくりとした黄色といった具合に鎌倉野菜ならではの色合いも楽しめます。夏にはガラス製の器が涼し気な冷製のスープもおすすめです。
こうしたスープはモーニング(1200円~)にはパン(または中華まん)とサラダとドリンク、ランチではドリンクの代わりに惣菜のつくセットでいただけます。取材時はサーモンのリエット、自家製鶏ハム、桜エビのクスクス、ニンジンのラぺなどボリュームたっぷりでした。
ランチではパンのほかにキッシュと中華まんも選べます。すべて自家製で、キッシュはタルト生地を使ったサクサクとした食感、五香粉がほんのり香る中華まんはとてもジューシーな味わい。蒸したてを召し上がれ。
夕刻からのバータイムではアラカルトとドリンクでオシャレな時間が過ごせます。なかでも大きな牡蠣を使った料理はおすすめです。観光客の多い昼間とは違ったしっとりとした雰囲気の漂う鎌倉の夜も楽しんでくださいね。

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