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北鎌倉のアジサイさんぽでホッと一息♪うさぎの蒸しまんじゅうが名物のお茶屋さん。「茶寮 風花」

  • 2022年6月1日
  • ことりっぷ


アジサイの名所として知られる北鎌倉の明月院門前にたたずむ「茶寮 風花」。古都らしい風情のあるお茶屋さんで、緑に囲まれたテラスでは小川のせせらぎを聞きながらお抹茶と一緒にかわいいうさぎの形をした蒸しまんじゅうがいただけます。アジサイめぐりの散策途中に一息入れて、のんびり過ごしてはいかがでしょうか。
梅雨の時期になると明月院ブルーといわれる透明感のある水色のアジサイが境内を埋めつくす明月院は、小川沿いに延びる細い道路を進んだ先にたたずみます。この辺りはイチョウやモミジ、ツバキ、竹なども生い茂げる自然豊かな地域。そんな落ち着いたエリアの明月院の門前に「茶寮 風花」は暖簾を掛けます。
藤の蔦がからまる軒先の白い暖簾をくぐって入ると、お店を切り盛りするご夫妻が温かく迎えます。この場所でお店をはじめてから35年あまりになるのだそう。お店は創業時から変わらず、提灯型ペンダントライトのやわらかい灯りがお店全体をなごやかに包みこみ、外の木々の緑もやさしい色合いに映ります。お店の中にいても北鎌倉の自然に直接触れるような感覚になりますよ。
窓辺には地元の作家さんによるうさぎの土鈴が並び、和室には季節の花が活けられます。煎茶におかきのつくセットメニューもあるので、家でくつろぐかのようにほのぼのと過ごす時間を楽しんで。
お店の外には風情ある釣り灯篭のあるテラスが小川に並行して設けられています。川沿いは古木などの木々が緑をたたえ、まるで森林浴でもしているかのような、さわやかな気持ちよさ。心地のいい風も吹き抜けます。
お店を創業した年が卯年だったことからはじまったといううさぎの蒸しまんじゅうは、今ではすっかりこのエリアの名物です。白インゲンと栗で上品な甘さに仕上げた餡を皮で包み発酵させてから、一つずつ小さなセイロで蒸していきます。発酵によって皮が分厚く膨らみコロンとした丸みのある白うさぎができあがるのだそう。
うさぎの蒸しまんじゅうはセットにすると、きな粉がたっぷりとかかる草餅が付き、コーヒーやこんぶ茶などのドリンクが選べます。人気の抹茶は京都の宇治から取り寄せた抹茶を使い、お茶碗にたっぷり。アジサイの咲く時期は冷たいお抹茶がおすすめです。
宇治抹茶を贅沢に使った「抹茶オーレ」(580円)や大きなバニラアイスクリームがのる「コーヒーフロート」などと一緒に、うさぎの蒸しまんじゅう(1個260円)のオーダーもOKです。小川のせせらぎを聞きながら味わってくださいね。

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