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クロワッサンだけで約40種!神戸・三宮の「ル・クロワッサン・ド・バカンス」

  • 2022年4月11日
  • ことりっぷ


話題のパン屋さんが多く集まる神戸・三宮で、2021年6月にオープンした「ル・クロワッサン・ド・バカンス」。クロワッサンの専門店で、王道のクロワッサンのほか、ウインナーやベーコンをサンドした総菜系、あんこや生クリームを使ったスイーツ系と、多彩なクロワッサンが常時35~40種ほど並んでいます。すべて同じ生地なのに、見た目も味わいも異なるので、クロワッサンの新しい魅力が発見できます。
三宮駅前の繁華街から少しはずれた、磯上公園の近くにある「ル・クロワッサン・ド・バカンス」。“日常のちょっとした時間を、バカンスに ” がコンセプトの「ベーカリーバカンス」(神戸・三宮)の2号店です。店長でありパン職人の追中隆さんは「本店は素朴なおいしさをじんわり楽しむハード系のパンが多いため、こちらはひと口目からおいしい!と感じる、リッチな味わいのクロワッサンでお客様を喜ばせたい」とオープンの経緯を話します。
店内は南フランスをイメージ。白壁に鮮やかなブルーのカウンターが映え、木のインテリアがあたたかみのある空間を作り上げています。
窓際にはテーブルが2卓ありイートインも可能です。提供しているコーヒーは神戸・栄町にある『LIMA COFFEE』のもので、カフェ感覚で利用できます。
クロワッサンの生地は、国産小麦と自社農園で育てた小麦粉をブレンドして、外はさっくり、中はしっとりとした理想の食感を実現。バターは最近、発酵バターを使う店が増えるなか、あえて北海道産の無塩バターをセレクトし、2個目も食べたいと思える軽やかな味わいに仕上げているそう。
定番のクロワッサンは表面にはコクが出る沖縄産サトウキビで作ったシロップを塗り、ひと口目に甘さを感じられるように工夫。少量の塩も添えているため、一層甘みが引き立っています。
クロワッサンの顔ぶれは実にさまざま。王道の三日月形のクロワッサンは、ソーセージをはさんでホットドッグ風にしたり、キューブ型のクロワッサンはカットしてピザトースト、チーズトーストにしたり。総菜系から甘い系まで、いろんなフィリングをサンドして、約40種ものクロワッサンを作り上げています。
最近人気のあんバターもクロワッサン仕立てに。北海道産の小豆で作った甘さ控えめの自家製粒あんに有塩バターをくわえた定番のあんバターのほか、大納言と安納芋という和素材を加えたり、あんにアールグレーの茶葉を加えて紅茶風味にするなど、創作あんバターを用意しています。
ピンク色のあんがかわいい、桜あんバターは春の限定品。白あんに桜パウダーと桜の葉を加えているので桜の風味がしっかり。塩漬けの桜の塩味とバターの相性もよく、和洋折衷な味わいが楽しめます。
クロワッサン生地でつくるシナモンロールやチョコレートがけのクロワッサンなど、スイーツ系のクロワッサンも多数。なかでも気になるのは冷蔵ショーケースに入ったシュークリームみたいなクロワッサン。
ア・ラ・クレームは卵黄だけのカスタードクリームと生クリームのWクリーム。クリームが濃厚なぶん、後味がさっぱりするようにオレンジのリキュールを加えています。ショコラ・ア・ラ・クレームは全卵で作るチョコレートのカスタードクリームと生クリームの組み合わせ。ビターチョコレートを使っているため、甘すぎず上品な味わいです。
「ベーカリーバカンス」の代名詞的なパンも販売中。湯種製法で作ったバカンスな食パンは、どっしりとした重量感があり、食感はしっとりもっちり。砂糖やバターなどは使っていないため、小麦本来の甘さを実感できます。丸くて平べったい形のバカンスは食パンでもハードパンでもない、新ジャンルのパン。酒粕とみりんでコクと甘さを出しているため、噛めば噛むほど自然な甘さが口いっぱいに広がります。
クロワッサン特有のサクサクッとした折り込み生地が好きな人にとっては、夢のような空間。同じクロワッサン生地とは思えない、印象が異なる多彩なパンはぜひ食べ比べを楽しんで。

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