代々木上原と幡ヶ谷の間の住宅街の中にある「カタネベーカリー／カタネカフェ」は、地元の人たちに愛さるアットホームなお店です。毎日こつこつと焼き上げられるパンは、オーナー夫婦の穏やかな性格が表れた、ほっこりと温かな気持ちになる味わいが印象的。パン屋に併設のカフェでは、焼き立てのパンに合わせた手作りのお料理もいただけます。
小田急線代々木上原駅と京王新線幡ヶ谷駅のいずれの駅からも徒歩10分ほど。「カタネベーカリー／カタネカフェ」は、閑静な住宅街に溶け込むように佇んでいます。周りにあまりお店のないエリアですが、しばしば店の外までお客さんが列を成す人気店です。
オーナーシェフの片根大輔さん、智子さん夫妻が「カタネベーカリー」をオープンしたのは2002年のこと。以来、「地元の人たちに毎日食べてもらいたい」という想いを込めて、厳選した国産小麦はじめとした安心安全な材料を使い、一つひとつ丁寧にパンを焼き上げています。現在は地元の保育園にもおろしているというから、いかに地域で愛されているかが分かります。
コンセプトが「毎日食べられるパン」というだけあり、気分によって食べ分けられるようラインナップはとにかく豊富で、その数なんと100種類あまり！ さらに、多くの商品が100〜200円台という通いやすい価格帯も魅力です。小さな店内のショーケースには、食パンやハード系、惣菜系、スイーツ系などがぎっしり並び、焼き立てパンが補充されるそばから次々と売れていきます。
どのパンも、食べ疲れしないシンプルな味わいを意識しているそうで、その分上質な素材の味が際立つ優しいおいしさ。大人から子供まで誰もが笑顔になる味わいです。
「カタネベーカリー」の建物の地下には、2007年にオープンした「カタネカフェ」を併設しています。11:30〜15:00のランチタイムでは、「カタネベーカリー」のパンを使った「クロックムッシュ（770円）」や「タルティーヌ（880円）」などのパンメニューをいただけます。
2016年夏には、「カタネベーカリー」の隣の建物に、雑貨店「アコテ」も仲間入りしました。便利なキッチンアイテムやキュートな生活雑貨、懐かしのステーショナリーなど、国内外からセレクトされたセンスのよい品物が並んでいるので、ベーカリーやカフェとともにぜひ訪れてみて。
おいしいパンやお料理と温かなもてなしで、お腹も心も満たされる「カタネベーカリー／カタネカフェ」。代々木公園までも徒歩15分ほどと近いので、暖かくなるこれからの季節はピクニックがてら立ち寄ってみませんか。
