サイト内
ウェブ

ころころ、かわいい手まり寿司ランチを♪ 金沢の築80年の町家で味わいくつろぐ「寿司 一船」

  • 2022年3月12日
  • ことりっぷ


2021年7月、金沢の人気観光地・ひがし茶屋街の近くに、情緒ある町家をそのまま活かした一軒屋のお寿司屋さんがオープン。ランチの人気は、季節に合わせてネタが変わる「手まり寿司」。ころころとかわいらしい見た目ながらも、ひとつひとつの具材にこだわり贅沢な味わいです。店内には、茶釜を備えたお茶作り体験ができるスペースも。自由にお茶を楽しみながら、味わいくつろぐ至福の時間を過ごしてみませんか?
金沢市の北東部。金沢観光では外せない、東山エリアのさらに奥。情緒あふれる古い町並みが続く、金沢市観音町に「一船」はあります。
どこか落ち着いた空気が漂うこの辺りは、暮らしの気配を感じる町家が軒を連ねるエリア。花街を盛り上げる芸妓さんのお稽古場も近く、街中で芸妓さんを見かけたり、日が暮れると三味線の音が流れてくることも。静かにゆっくり、はんなとした街の風情を楽しむのにぴったりな場所です。
建物は築およそ80年の町家をリノベーション。長年培ってきた歴史を感じてもらいたいと、外観は当時のまま。趣のあるノスタルジックなお寿司屋さんです。
のれんをくぐって、店内へ。白を貴重とした清潔感のある店内は、カウンター席が充実。女性ひとりでも、ふらっと入りやすい和やかな雰囲気です。
カウンター席の向かいには、町家の面影を楽しめるテーブル席が。懐かしさが漂う土壁は、80年前の姿そのままに。今と昔がまじり合う空間の心地よさを感じることができます。
金沢とえいば、茶の湯文化が根付く街。店内の一角には、そんな金沢らしい遊び心をきかせた「茶室」コーナーがあります。用意されているお茶は、金沢棒茶、煎茶、杜仲茶、黒豆茶、玄米茶の5つ。その日の気分に合わせて、茶葉や湯呑みを選び、自分好みのお茶を作ってみましょう。
お店の2階には、赤い壁と青い壁、2つのお部屋があります。赤い部屋の一部には茶室コーナーもあり、自分で好きなお茶を淹れられます。
「ゆっくりくつろいで、おいしいお寿司を味わってもらえたら」そう語るのは、長年、和食料理人として腕を磨き続け、伊東温泉の高級旅館「青山やまと」でも副料理長を努めた、前場さん。
地産地消にもこだわり、お店で使用するお米は、地元・石川県白山市でとれた低農薬のコシヒカリ100%。金沢の中央市場や近江町市場から新鮮なネタを仕入れるなど、食材への探究心を日々掘り下げています。
数あるメニューの中で、ぜひおすすめしたいのが「手まり寿司」です。木箱に入っているのは、丸い形に握られたひとくちサイズのお寿司。12種類のころんと愛らしい手まり寿司は、目にも楽しい♪ 彩り豊かで、愛らしくて。ずっと眺めていたくなります。
ランチで人気の「金澤手織り寿司」も味わってほしい逸品。木箱の中には色とりどりの素材が丁寧に並べられ、芸術的な美しさ。フタを開けた瞬間、思わず「きれい!」と声が漏れてしまいます。
新鮮なお刺身をのせたり、加賀野菜をのせたり。組み合わせを自由に楽しめるのが、手織り寿司の魅力。好きなように具材や調味料をアレンジして、具材が奏でるハーモニーをじっくり味わいましょう。
知らなければ、ついうっかり通り過ぎてしまうような隠れ家「一船」。ぬくもりを感じさせてくれるステキな空間で、忘れられないランチタイムを過ごしてみてください。

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 1996- 2024 Shobunsha Publications All Rights Reserved.